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漫才「カウンター」

どうも、山田岡田です

山:カウンターっていいよね。

岡:あーっと強烈なパンチを喰らった、このやろー!!

山:そのカウンターじゃないよ!飲食店のやつね

岡:その熱量で否定される筋合いないけどね

山:え

岡:そりゃあ、お前はさ。店のカウンターがいいよねーって伝えようと思ってたんだろうけど、語感もイントネーションも一緒だから本当の正解はお前にしかわかんないわけよ。だからそんなに否定される筋合いねえってこと

山:わかったわかった。おれが悪かったよごめんな。

岡:いーや、お前の意図をくみ取ろうと歩みよることができたはずだから、おれが悪かったあやまる

山:いや、どうしたいんだよ。

岡:んで?店のカウンターが?

山:あ、そうそう。店のカウンターっていいなぁと思って。

岡:なんで?

山:店がおしゃれに見えるじゃん。

岡:うっす

山:はあ?

岡:そりゃあれだろ?小洒落たバーのカウンターの話してるだろ

山:え、

岡:お前、渋谷とか新宿とかの路地行ってみ?え、これミニオンのための店?ってくらい小さい居酒屋とかいっぱいあるから
そういうところは決まってカウンターなのよ

山:たしかに、、

岡:見えるか?

山:え?

岡:おしゃれに見えるか?

山;うん、、、

岡:自分の意見に自信なくなってるじゃない

山:いや、おしゃれだって話しようと思ったから、、、。

岡:場所によってはな?でもな?カフェのカウンター行ってみ?
目の前は壁だろ?

山:うん

岡:別に一人でカウンター座んなくてもいいのにさ。すいてたら二人席座ったっていいでしょ?
なのに座らず、目の前壁の、カウンター席座る人いるだろ?

山:うん

岡:あれはおしゃれじゃない。コミュ障だ。

山:言いすぎだろ

岡:いいや、コミュ障だ。せっかく家から外でてきたのに、人間関係のいざこざに疲弊して人と話すことを諦めた人間の巣窟だ

山:言いすぎだろ

岡:カフェだけじゃない。お前がおしゃれといっていたバーや居酒屋もそうだ

山:なにが

岡:店のカウンターに座っているやつはみんなコミュ障だ!

山:そんなわけないだろ!混んでてたまたま通されちゃった人いるだろ

岡:いいや、違う。そもそも陽キャはカウンターがある店をチョイスしない

山:暴論だろ

岡:仮にお前がいうように、陽キャがたまたま店の都合でカウンターに座ったとしよう

山:うん

岡:陽キャは、連れてきた女の子を頭から足まで全部舐め回すように見るためにカウンターをカウンターとして使わない!

山:どう言うことだ

岡:カウンターはあくまで付属品。左肘置きにしか使っていない!
体は真っ正面に女の子に向いている!

山:そうなの?

岡:その点コミュ障は、女の子を連れて行くとカウンターを選ぶ率が高い、なぜか。それは、目を見なくていいからだ!目を見ると緊張するんだ。だから壁もしくは出てきたししゃもの目を見て安心しているんだ。つまり、カウンターはコミュ障の溜まり場となるんだ!だからカウンターでの会話は弾まずどんよりしていて暗く見えるからミステリアスな雰囲気をかもしだしておしゃれに見えるだけだ!

山:かたよりすぎだろ

岡:でも、一蘭はカウンターって言わないんかい?

山:いうな

岡:みんながな?一列になって、家畜のように前から出てきた食べ物食べて、横見たら人の顔ではなく替え玉どうすか?っていう文字が目に入る。つまり、一蘭はコミュ障の聖地だ!

山:く、熱がすごいな。たしかにそう言われると、カウンターもおしゃれに作ってあるだけで、イコールおしゃれな場ではないのかもしれないな

岡:あぁそうだ。カウンターは、コミュ障が壁と向き合って一人の空間を作るためにあると言ってもいい。
だが!!

山:びっくりした、なに?

岡:おしゃれではないかもしれないが、カウンター席はいいところもある

山:え、

岡:神様が出ることがあるからだ

山:え、神様?

岡:最近の渋谷はうるさくってしょうがないねぇ。はい、ビールとおでん。
目の前からごめんね

山:目の前がキッチンの渋谷の裏路地のミニオンしか入れなさそうな居酒屋だー!!おばあちゃんがカウンターからおでん出してくれた

岡:コミュ障よ、寂しくなったらちっちぇえ居酒屋いけ。おばあちゃんは、、つよい。

山:いや話題ズレたな。もういいよ。

どうも、ありがとうございました。

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