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2024年 セ・リーグ順位予想&開幕スタメン予想&戦力分析(後編)

前回に引き続き、セ・リーグの開幕スタメン予想と戦力分析をば。

https://note.com/shikounorakugaki/n/n2f7e3a6ec429

【4位 巨人】
[開幕予想スタメン]
1 (中)佐々木
2 (遊)門脇
3 (左)丸
4 (一)岡本
5 (三)坂本
6 (捕)大城
7 (右)オドーア
8 (二)吉川
9 (投)戸郷

先発は戸郷を軸に、山﨑・菅野・メンデス、5番手以降をグリフィン・赤星・横川が争う。
ウィークポイントと言えるのがブルペン陣。昨年の救援防御率は12球団ワースト。抑えの大勢を筆頭に、中川・バルドナード・高梨・船迫・菊地、新加入のケラー・馬場、ドラ1ルーキーの西舘あたりで回していく感じだろう。しかし通年で活躍を見込める投手が乏しく、やや心許ない。
内野陣はアクシデントがない限りほぼ固定か。バックアップの1番手はドラ4ルーキーの泉口だろう。
外野手のレギュラー争いは丸・ドラ3ルーキーの佐々木が一歩リードし、残り1枠をオドーア・梶谷・長野らで奪い合う構図。
繰り返しにはなるが、救援陣に不安を抱える分、Bクラスに甘んじると予想した。

【5位 ヤクルト】
[開幕予想スタメン]
1 (中)塩見
2 (左)西川
3 (一)オスナ
4 (三)村上
5 (右)サンタナ
6 (二)山田
7 (捕)中村
8 (遊)長岡
9 (投)サイスニード

開幕ローテはサイスニード・吉村・高橋・小澤・高梨・新加入のヤフーレで回していくことになりそう。故障離脱中の小川の早期復帰が待たれる。そしてきっと、誰かが不調になった時。颯爽と石川が上がってくるはずだ。
救援陣は抑えの田口を含め、石山・木澤・星・山本・大西・今野、新加入組の嘉弥真・エスパーダなど、一定以上のクオリティを示してくれそうな投手が多数いる。しかし先発陣にイニングイーターが少なく、昨年同様後半に失速する危険性をはらんでいる。
野手陣については、アクシデントさえなければ西川以外ほぼこのメンバーで固定だろう。西川のところは青木・山﨑・濱田・並木など競争は熾烈。個人的には山田をある程度休ませつつ柔軟な起用をするために、宮本・武岡・内山(現在離脱中)といったスーパーサブの役割が重要になってくると思う。
このオープン戦は「3番オスナ・5番サンタナ・6番山田」というオーダーが複数回あり、高津監督の模索している感じが伝わってくる。
ただし少しでもプロ野球を見ている方ならお分かりであろうが、このチームは全く順位が読めない。「順位予想」と謳ってはいるが、予想するだけムダなので、一旦前年順位を据え置きとした。

【6位 中日】
[開幕予想スタメン]
1 (中)三好
2 (二)田中
3 (三)高橋周
4 (右)細川
5 (左)ディカーソン
6 (一)カリステ
7 (捕)木下
8 (遊)村松
9 (投)柳

ビシエド帰国中、岡林が開幕黄信号、中田2試合連続ベンチ外などが重なり、まるで開幕スタメンが予想できない。
先発は柳・涌井・髙橋宏・小笠原に加え、大野・メヒア・松葉・梅津・根尾らが控えており、かなり揃っている印象。
ブルペン陣は藤嶋の離脱が痛い。絶対的守護神のマルティネスに繋ぐまでのメンツとして、祖父江・勝野・清水・齋藤・松山に加え、新加入の梅野・ルーキー土生あたりが絡んできそう。
投手陣は相当良いと思うのだが、課題はとにかく攻撃陣。昨年は12球団ワーストの得点力だったのだが、今年も大きな上積みが見込めない。
捕手は基本的に木下と宇佐見の併用だろう。
一塁は中田・ビシエド・カリステなど、候補が渋滞している。予想スタメンには入れなかったが、石川は三塁(または一塁)、龍空・福永は二遊間で出場機会があるはずだ。
外野は岡林が開幕に間に合わない可能性が濃厚。オープン戦の起用法を見るに、当面三好が1番で、大島はスタメンから外れる格好なのだろう。
如何せん長打を期待できる選手が少なく、かと言ってハイアベレージとも言い難いため、今年も得点創出に苦労することになりそうだ。

2回に分けて、セ・リーグ各球団の開幕スタメンおよび今期の展望を予想してみた。
結論、非常に疲れた。
パ・リーグについても同じことやらなきゃいけないのかぁ、と今から頭を抱えている。やるけどね。
それでは次回もお楽しみに!

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