相手への指摘はするべきか
昔、私にはとても仲のいい後輩がいました
その子は小学校からの後輩で中学高校にはもう別の学校だったと思います。
その子の性格は
小学校からリストカットをするような感じ
内気で友達が少なく 周りに壁を作って 仲良い人にだけはベタベタ 割と暴力的
(今思うと良く仲良くできたなという感じ)
でもそれでも仲は良かった。
一緒にいる時間は楽しかった。
嫌なところがあってもそこまで気にならなかったと思います。
ある日大学の夏休みのことでした。
私が久しぶりに地元に帰るので会おうと約束していましたが、その約束していた日の午後には帰るから遊ぶのは午前だけでどう?と提案したのでした。
帰る理由としては帰り道の途中にさらに別の友達のところにもよって久々に話したいからでした。(そのことは一応伏せておきました)
元々一日中遊ぼうと話していた訳では無いし
いいよと軽く返事が来ると思っていたのですが
後輩はマジギレ。
「なんでそうなるの?」「急に裏切りだ」「そっちのことを優先するのか」「私より自分なのか」
どれもこれも私には理解できませんでした。
でもその子の怒りを何とか鎮めてまた仲良くしたいという気持ちがあったので すぐに電話して弁解しましたが 彼女の怒りは収まらず。
私の気持ちも折れかけて
なんでそんなこと言われないといけないんだ
と思いながら聞いていた時 とっさに
「だからいつもそーなんじゃん」
(そーやって人に裏があるんじゃないかと疑ってるから人間関係上手くいかないんでしょあなたは)
と言ってしまったのです。
その言葉で糸が切れて
あー、今までそんなふうに思ってたのね。
分かりました、さよなら。
これが彼女の最後の言葉でした。
ああ、私はなんてこと言ってしまったんだと
すごく後悔しましたが きっとそこで切れてしまう縁だったのです。
このひとつ前の投稿で書いたこと
「揉めている時に人に対しての指摘」
は言われた方にしてみれば敵意にしかなりません。
その事をこの後輩との経験で学んだわけでした。
相手にとっての確信を着くこと。
それはやってはいけないことなのです。
どんなに仲が悪くなろうが 拗れようが
それを言われた方は一生覚えているし
仲直りは到底できません
相手に言葉を投げかけること
それは気を使って行かなければいけないことなんだとこの時深く学びました。
もう10年弱昔の話になるけど今でもふと思い出して 自分の戒めになる経験でした。
彼女とはそれから一切連絡をとっていません。
いつかそうなってしまう相手だったのかもしれなかったけれども これは彼女の依存も関係あったと思います。
次回は依存に関して書こうと思います