原作に登場したEXOたち

 本作に登場する"OBSOLETE"原作に登場したEXOたちは、その仕様や性能は変わらないが原作とはまた異なった経緯や背景のもと開発され、活躍している。

 作中では各国の軍が正式採用しているエクゾは特殊なものを除いてほとんど公開されており、日本国内で入手できるミリタリー雑誌にも特集が組まれるほど。

 原作ではほとんど存在が秘密にされているに近かったドードやオバンボも存在が一般(主に軍事オタク)に知られている。

USMC AREX-03「トード」

 米海兵隊制式EXO。

 アザニア陸軍を始め、アフリカ諸国やインド・パキスタンに遅れをとりつつも米国が誇る最先端の軍事技術を集めて開発した機体。

 ARとは"Armed Reacon"の略であり元々は偵察用の兵器として開発・制式化されたが、実際はミドル級までのヒュージとの正面きっての戦闘に使用されている。

 すでに量産体制および海兵隊での正式採用に踏み切っており、梨璃が百合ヶ丘に入学したとしで全海兵遠征隊"M.E.U"の偵察隊(フォース・リーコン)に行き渡っており、その1年後には既に海兵遠征師団強襲揚陸大隊の全兵士(ライフルマン)が搭乗するまでに至っていた。

 武装はM454 20mm EXOライフル。既に制式化されているので、頭文字に"X"はつかない。

AREX-03-J「児雷也」

 原作通り「トード」をベースに日本が開発した機体。

 原作では陸上自衛隊の機体だが、本作では日本国防軍の所属。

 離島奪還や沿岸強襲上陸を担う陸軍水陸両用旅団にて最初に配備され、さらにそのコストの低さから、機動戦闘車や偵察警戒車の代わりに各地に展開する部隊に兵科を問わず配備された。

 武装はM2 EXO Carbin(国防軍呼称:12.7mm機関短銃)だったが、百合ケ丘で海兵隊と合流して以降はM454 EXOライフルを装備しその後、全国の部隊でもM454が入りされるようになった。

 装備は上記の他にも各兵科、部隊などによってマイナーチェンジが行われている。

ALFEX-16 SPGD ムクキ/SOP オバンボ

 アザニア国防軍の最新主力戦闘"M.B."EXO。

 世界でいち早くEXOドクトリンを確立したアザニア陸軍の最新鋭機というだけあって、世界の軍事関係者のみならずミリタリー オタクの間でも有名。

 国軍野戦部隊や輸出向けの通常型がSPGD〈ムクキ〉。それに対して国外での作戦や特殊任務を請け負う精鋭部隊向けのALFEX-16がSOP〈オバンボ〉である。

 後者の機体はパレードでこそカメラに映るが、ムクキと違い実戦で動いている姿が映る事は極めて珍しく、ましてや極東の島国に入ること自体がほとんどありえないことも多いため。百合ケ丘に派遣された国連軍アザニア部隊の機体が偶然にもカメラに映った際は様々な憶測を呼び軍事マニアの間でも大騒ぎになった。


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