マギレコでフルメタル・パニック パロ
Another World
PB
「てんめぇかぁ?時女静香ってのは。この前はアタシのダチが世話んなったなぁ。ッイブンとナメたマネしてくれんじゃんよぉ―‼つぅーことでぇ、そのれーみてぇなぁ?」
思いっきり顔をそらせてメンチを切りまくる。
静香はその不良じみたしぐさやにも威嚇的な態度にも動じていなかった。
と、いうか彼女には言っている意味や態度が良く分からなかったのだ。
内心、どうしましょう?都会の言葉や作法は良く分からないわ!と、戸惑っているのだ。それを察したキュゥべぇが助け船を出した。
そっと彼女の背後に寄り添い、耳打ちするように彼女にだけテレパシーを指向。
『彼女は君に敵意があるようだね。先日の仕返しをしたいと言っているよ』
ようやく得心が言った静香は、腰に手を当ててきっぱりと言い放つ。
「私たち時女一族には時女一心流を始めとする数百年に渡って磨かれた伝統と技がある。報復など無意味だわ」
PB
「ああん?」
久兵衛
『君、静香はこう言っているんだ。「このヘタレが!わてらをイワそうなんざ、数百年早いんじゃボケ‼」』
静香はいつも通りの抑揚のなさで、淡々と不良用語を操って翻訳(?)を行って見せたキュゥべぇに感銘を受けていた。
「さすが、久兵衛様!都会の言葉もばっちりですね!!」
「うむ、九州方面の方言がベースらしいから、不安だったけど、ちょっとアレンジを加えればね」
ちゃる
「いや、違うから!!一ミリも合ってないよ‼」