クロスオーバー・シティ 帝国編

世界大戦

 国の官庁街が東京に部分転移したことにより、日本と繋がってしまった〈魔法が科学に寄り実用化された〉世界の中欧を支配する大国〈帝国(ライヒ)〉は北の〈協商連合〉、西の〈フランソワ共和国〉との交戦状態にあった。
 開戦前に作成されていた戦争計画「プラン315」も予想を超える損害と戦況の膠着からすでに形骸化していた。戦局を打開すべく、軍の頭脳というべき参謀本部は新兵器の導入、即応性の高い運用が可能な部隊の創設だった。

 外部からの戦力導入とは、簡単に言って〈帝国(ライヒ)〉同様に東京と繋がった異世界から戦闘のプロフェッショナルを傭兵として雇うことだった。
 地球のPMScの斡旋により紹介されたオペレーターや東京エリアの民警、人間の世界の裏側に住む悪魔たち、〈銀魂〉世界の浪人、旧アーカディア帝国の竜騎士、日本帝国のブレイザーなどが傭兵として戦闘に参加することになった。

用語

Rotes(ローテス) Auge(アウーグエ) 
 民警を集め編成した部隊。
 イニシエーターとプロモーターの昆布であり、イニシエーターはその身体能力と再生能力により、白兵戦で無敵の強さを発揮、共和国の将兵から「悪魔の子供たち」として恐れられた。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?