「志高く」バックナンバー㉕~Sky has no limit~
こんにちは、志高塾です。
今夜は中秋の名月ということで、ふと空を見上げたくなるようなバックナンバーを再録しました。
ぜひ月見団子、もしくは月見バーガーをお供にしてご覧ください。
Vol.6「Sky has no limit」(2007年9月/内部向け発行)
「空には限りがない」。
これは、若手ホープのアスリートが自らの未来への期待を表した言葉です。
ある言葉を目に、耳にした時、その含蓄に「なるほど」と思わされることがあります。そのような時は、どこか自分自身も構えていて、「これは是非覚えておこう」などと思います。
一方で、上の言葉は、私自身に理屈抜きに入ってきました。言い換えれば、頭でじっくりと考えて理解したのではなく、心が瞬間で共鳴したということです。
慣用句やことわざなどは基本的に一義ですが、上のような言葉は感覚的に気に入れば、好き勝手に解釈すればいいものだと思います。「sky=空」という言葉については色々なことを考えることができます。
元気が無いときにはついうつむきがちですが、そんな時に少し背筋を伸ばして、顔を上げ、さらにもっと上げるとその先には空がある。正に「上を向いて歩こう」です。すると、少しだけ元気が出てきます。また、「止まない雨はない」というのも空に関する言葉で、物事がうまく行かないときにも「ここはぐっとこらえて頑張ろう」と思わせてくれます。曇り空でも、その先、その上はきっと快晴です。そして、そのもっと先には宇宙があります。
見上げた空が、雲ひとつ無い晴天であった時、また、満天の星空であった時などは何ともいえない清々しさを感じます。先日、中秋の名月を見たときも「月はこんなにもきれいだったのか」と改めて思いました。さらに、その空は「no limit=無限」なのです。
空についていろいろ考えた後に、「sky=the child」と置き換えて、
”The child has no limit.”
としてみると、その言葉もまた心地よく心に響いてきます。
松蔭俊輔