エコーチェンバー?アルゴリズム?ポケベル爆破事件後のXの投稿
1.Echo chamber
エコーチェンバーとは、エコーを発生させるために設計された部屋のこと。 通常、オーディオレコーディングや映画の効果として使われる。
しかし、この言葉には現代的な用法もあり、人々が自分の意見に賛成する意見だけを聞いたり、見たり、読んだりする状況を表している。
2.ポケベル爆破
先週、火曜 September 17, 2024 レバノンとシリアの一部で、数百台のポケベルがほぼ同時に爆発した。
3.メディアによる「サプライチェーン」危機の報道
この後、メディア各紙はこぞってこれまで放置されてきた「サプライチェーン」の脆弱性、危険性について報道し、(いつものように)危機感を煽りました。
The Washington Post
レバノン全土で発生した電子機器の爆発についてわかっていること
POLITICO
中東のポケベル攻撃、サプライチェーン戦争の恐怖に火をつける
4.中国の製品とサプライチェーンを推す投稿
ほぼ同じタイミングで、Xには👇のような投稿が数多くみられるようになります。
続いて、中東からの通信機器の注文が中国に殺到している、という投稿が拡散されます。
日本でもこのような流れに同調し、賛同する投稿もいくつかあったようです。これはエコーチェンバーでしょうか?
中国のメーカーに、中東からの通信機器の大量注文があったという話、また大量の注文に対応するために夜間シフトを実施している、という報道は現在のところ確認できていません。
この後、報道されるのかもしれないですが。
いずれにしても、台湾メーカーモデルの、一部のポケベルが爆破された事件で、ユーザが中国製品とあわせて「サプライチェーン」にまで中国国内で完結することを要求する様子には違和感がありました。
5.ファーウェイの新商品
ポケベル爆破事件の少し前、三つ折りにできるモバイルデバイス、three fold mobile phoneが話題になっていたようです。ちょうど、ポケベル爆破の一週間前ほど前のようですが、偶然でしょう。
6.バフェットの株売却
これよりもさらに前、バフェットのアップル株売却の報道もありました。
👇の投稿は、8/5 (Aug 5, 2024)です。
ちょうどよいタイミングで売買するのがバフェットの技です。もしかしたら、これから起こることをなにか知っているのかもしれません。
参考
中国共産党を作ったのはユダヤ金融資本です。
過去の日本人は、当時の国際情勢を正しく理解していました。
支那経済制覇を完成しつゝある国際猶太財閥の活躍
著者:犬塚惟重 著 出版者:日本外交協会 出版年月日:昭和12
7.レガシーメディアとのコラボレーション
ポケベル爆破事件を受けて、ほぼすべてと言っていいくらい、レガシーメディアは、すぐに「サプライチェーン」の危機を記事にしました。Xのユーザーの多くは、これを受けて投稿した、という流れは一見、筋の通った、合理的なもののように思えます。
しかし、これはレガシーメディアと、その後のXの投稿拡散、というコラボレーションのようにも見えます。そのように見たとき、今回、レガシーメディアは伏線を作り、Xとのコラボレーションで言動を操った、という今までと違った様相が見えてこないでしょうか。