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戦国好きが近代好きになるまで

私は歴史が好きです。だいたい6歳の頃には歴史の入門書(子どもにもわかりやすく書かれている)を読んでいたほどです。
私が歴史というものに触れたとき、確か好きな時代は戦国時代でした。
戦国武将もたくさん言えましたし、大河ドラマで戦国時代が取り上げられたなら親に雑学を披露してました。
でも今好きな時代は?って聞かれたらたぶん近現代(明治維新以降)って答えるでしょう。
なんで戦国好きから近代史大好きになったのか。

小学生から中学生までの自分にとって、近代史のイメージは「暗い」「悲しい」っていうものでした。みなさんご存じの通り、この時代2つの大きな世界大戦が勃発して日本も巻き込まれていきました。しかも第2次世界大戦においては日本は敗戦国です。たぶんあの頃の自分はそういった現実に向き合いたくなかったんじゃないかなと思ってます。

でも今考えてみれば高校生くらいになってやっとそういう歴史に対しても向き合わないといけないんだって思ったのかもしれません。
というのも高校生になってから「自分が歴史の中でも近代史が弱い」っていうことが分かったので積極的に勉強していました。
そこでしっかり近現代史の分野の教科書ですとか史料集なんかをじっくり読み込みました。今まで目を背けていた戦争の悲惨さについても触れたり、実際に千葉県に残る戦争の遺構などを見て戦争の実態を見たりいろんなことをやっていきました。そうしていくうちにいつの間にか近現代史好きになっていました。

最後になりますが、「歴史」というものはやっぱり語り継ぐということが大事なのだと思います。次の代に語り継いで、そしてその次の代がまた次の代…というようにこうして「歴史」はつながってきたと思ってます。
自分は戦争を日本で体験していません。しかし世界ではロシアのウクライナ侵攻に代表される戦争が続いてます。戦争の恐ろしさを伝えるためにすべきこと、それは「語る」ことだと思います。
(8月15日の夜に)

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