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工房見学を有料にするべき理由

伝統工芸に興味を持ち、「工房に見学に行きたい!」と思う人は結構多いと思います。
実際、HP等でも受け入れ可能な旨を記載している工房も少なくありません。

そして、見学を受け入れて下さる多くの工房は、無料で案内を行ってくれています。
しかし個人的には無料ではなく、有料で受け入れた方が良いと思っています。

もちろん案内専属の人員も居ないので、見学者を案内する時は仕事を中断する事になります。
その分時間的な損失が発生してしまうので、本来有料にすべきなのです。
これが有料にすべき理由の第一ですが、職人さんは優しい方ばかりなので「見学くらい無料で良いよ」といった感じで見学者の為に真摯に説明して下さいます。

しかし、実は見学者にとっても有料にした方がメリットも大きいし、それを望んでいる方も多いと思います。
見学に行きたいけど、なんだか申し訳ないから遠慮している、というファンは実は結構居ます。

それが有料であれば堂々と見学を申し込めるし、気兼ねなく質問も出来るのです。

なので1番良い形は、月に1回など定期的に見学受け入れ日を設定して、きちんと工房としても利益が出る形で有料にて見学を受け入れるのがベストだと思っています。
散発的に1組ずつ受け入れるのも効率が悪いので、ある程度まとめて受け入れた方が参加者としても恐縮しません。

集客や決済等は四季の美で代行する事も可能です。
是非ご興味のある工房の方はお気軽にお問い合わせ下さい。

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伝統工芸のイトウ
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