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シンプルな強さ|江戸指物

江戸指物(えどさしもの)という工芸品は、釘や接着剤などを一切使わないで、木だけで組み上げる木工品です。
それでどうやって箪笥などを作るのかというと、木材同士に凹凸を作り、それを組み合わせる事で形を作っていきます。

これには高度な職人技が必要なのですが、外からみると継ぎ目などが全く分からないのもまた凄い所です。

シンプルだから強い

量産品の家具というのは、がっちり釘や接着剤で部品が固定されているので、どこかに不具合があれば処分するしかありません。

しかし、木材を組み合わせただけの指物であれば、一部に不具合が出てもそこだけ修理したりして、結果として長く使う事が出来ます。

最初の値段だけ見れば手仕事の家具は高く見えるかもしれませんが、長い目で見れば決してそんな事はないと思います。



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