資金繰りにはファクタリングよりも、ビジネスローンの方が良い理由
経営者の方であれば、資金繰りに困った経験があるのが普通です。
当然、経営状態が良好であれば・・・
・公的な借入
・銀行からの借入
でことは済むのですが・・・
返済事故を起こしてしまっていたり
限度額のいっぱいまで借りていたり
赤字決算になっていたり
・・・
と、銀行や公的機関からの借り入れができないケースがあります。
そんなときに検討するのが
1.ビジネスローン
2.ファクタリング
なのですが、どちらも利用には注意が必要です。
相場から言えば
ビジネスローン:年率15.0%
ファクタリング:売掛債権の20.0%
です。
多くの経営者の方は、実は「ファクタリング」を選んでしまうことが多いのです。
なぜならば、ファクタリングは貸金業法の資格が不要で営業ができるので、タケノコのようにどんどんファクタリング業者が誕生しています。
一方でビジネスローンを展開する貸金業は、減少の一方です。
だからといって、ファクタリングを利用するのはちょっと考えた方が良いのです。
前述した金利・手数料は、20%と15%ですから、たった5%の差しかないと思ってしまう方も多いのですが・・・
ビジネスローン:年率15.0% → 1年間で15%
ファクタリング:売掛債権の20.0% → 30日で20%
です。
年率換算なら
ビジネスローン:年率15.0%
ファクタリング:年率240.0%
です。
ファクタリングを利用すると、次の月も、売掛債権を売却しなければならず、3カ月か、6カ月繰り返して倒産してしまう方が少なくないのです。
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