今月の振り返り~デジタル断捨離・読書と「古い本」・生活リズム~
10月のまとめ。
【 デジタル断捨離 】
なかなか家にいられないので、家のこともなかなか進まず。
その分、出先でスマホをいじってデジタル断捨離。
特に、メアド変更に伴い、通販などの会員登録の抹消をかなり進めました。
もう使わないだろうサイトからの不要な案内、要りませんよね?必要があればまた登録すればいいだけのこと。
スマホの中の写真も、スマホを買い替え予定なので移行データ、保存データに不要データをできるだけ整えたい。
【 ひとつき3冊読書と「過去の本」について 】
『鈴木亮平の中学英語で世界一周!feat.スティーブ・ソレイシィ』
ソレイシィさんというのは、カリスマ英会話コーチで、NHKラジオの英会話講師をされるようなお方。
旅先や、日本で外国人旅行者に声をかける時に使えそうなフレーズを中心に紹介。二人のフランクな対話形式で会話文を解説しており、とっても読み進めやすい。
うれしくて優しいのが、「中学英語」レベルで大丈夫なコンセプト。正確でスマートな文章を作って話す必要はなく、思いついた単語や言いまわしをとにかくどんどん口にしてみよう、という本です。
「そんな簡単な言い方でオッケーなんだ」と思えるものばかりで、英会話へのハードルを下げたいという本書の目的が見事に達成されています。
亮平くんの可愛い写真もたくさん出てくるので、ファン必携の一冊でしょう。
『あさ』『ゆう』 谷川俊太郎
長くない詩集を本に含めるのはちょっと反則かもしれませんが、字の本を読む時間がなかったことを思えば、詩集をゆっくり開く時間を作った自分を誉めたい。
詩って、じっくり読んでしまうとたくさんは読めない。そんなのわたしだけでしょうか?
言葉をじっくりとなぞり、なぜこの言葉を選んだのか、ここに読点やスペースがないのは何故か、ここで謳った心情はどんなものかと考え、頭が満たされてしまうのです。
もう一冊、タイトルと作家さんは伏せます。
実は、処分してしまいました。
昔好きだった作家さん。断捨離で本を処分しつつも、この方の作品は好きなものを厳選して手元に残しました。
それを開いてみたのですが……今のわたしの心は、ネガティブな方向に動く一方。
どちらかというと、「がんばっても報われず、調子の良い人が美味しい思いをする」「正直者が馬鹿をみる」といった類いのお話の数々。
そこからの主人公の逆転劇も読み取れません。
これが人生というもので、それでも負けずに元気に生きて行くものだと描きたかったのやもしれません。
昭和・平成くらいまでは、それでよかったのでしょう。
そういう時代でしたから。
若い頃に読んだ時には、主人公に共感して「それでも自分もがんばろう」と思えたような気がします。
どんな時もがんばることこそ素晴らしき、です。
そうして、今まで充分がんばって生きてきて、色々な想いを抱えてきました。
今でもそうです。
周りにも、色々な人が色々な思いを抱えながら今を生きています。
だからでしょうか、本の中でわざわざ「がんばってるのに報われない」みたいな創作を読む必要性が、今の自分には感じられないのです。
さらに、「正直者が馬鹿を見る」が真理かどうかはともかく、残念な事象に引きずられず、できるなら楽しく、そしてできるだけ穏やかなメンタルで過ごす心がけが必要です。
それは、マインドが自分と環境を今まで以上により一層色濃く作ってゆく、精神の時代に変遷したからです。
もやもやしか残さない本を、もう自分は読んだりしてはいけない。
もやもやすると、もやもやすることが起こる一方なのです。
そう思い、処分しました。
【 生活リズム 】
最近、時計の針が12時をさす前に寝る体制に入れる日が増えました。
寝不足は自分をいたぶること、睡眠は簡単に実現できる幸福。
自分に優しく、自分を幸せに。
うん十年も思うように眠れなかったのですから、それを取り返すつもりで寝てもいいのです。
目標は、立てればいいというわけじゃない。
そして、振り返るためやnoteのネタにするためにあるんじゃない。
達成することでよりよく過ごす、よりよく生きるためにある。
そのことを忘れないように。
ここまで御覧くださった皆様、
貴重なお時間ありがとうございました!
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