モノクロの美しさ~横尾忠則幻花幻想幻画譚展行ってきた~
今晩は。昨日の御話ですが、電車乗り換えの為銀座駅で降りたついでに横尾忠則さんの展示会に行ってきました。
【基本情報】
横尾忠則 幻花幻想幻画譚 1974-1975
会場:キンザ・グラフィック・ギャラリー
期間:~10/20
11:00~19:00日曜・祝日休館
入場料無料、館内撮影禁止
この展示では瀬戸内晴美さんが書いた小説「幻花」の挿絵になっていた横尾忠則さんの絵が展示されていました。
挿絵原画全371点が展示されており、小説の文章の一部と共に作品を楽しむ事が出来ました。
私は瀬戸内さんの小説自体は呼んだ事がありませんが、挿絵の一つ一つが物語の風景を甦らせてくれているようだ、と感じました。
今回の展示は挿絵原画の展示だったので、全ての作品がモノクロでした。しかし、白と黒のシンプルさがかえって作品の良さを引き出していました。
又、横尾さんの作品は線が非常に細かく、線の一本一本に何か芸術性を感じ、身体がゾクゾクしました。(←変態な感想で御免なさい、、笑)
細かい線が沢山集まって一つの絵になっていく感じがとても素敵で、もはや職人技だな、と感じました。
これを機に「幻花」にも興味を持ち、今度読んでみようと思いました。