スマートウオッチのヘルスケア化
Apple信者というほどでもありませんが、仕事がMacな事もありデジタル機器は連携を考えてAppleで揃えています。スマートウオッチもApple Watchです。元々時計をしていなかったのですがデバイスが好きなので第二世代から使用を開始し、最初は以下の便利さに感動しました。
・電話の取り損ないがなくなった
・手元で次のスケジュールがわかる
・会議室の番号などiPhoneを出さなくても済む
・音楽のボリュームが手元で操作できる
・リマインダーがToDoを手首まで知らせてくれる
・雨が近づいていると教えてくれる
まるで有能なマネージャーがずっと付き添ってくれるようで、だめ人間な僕はApple Watchに頼る事で、社会人としてのレベルが上がりました。
それだけでも十分価値を感じていたのですが、Appleがヘルスケアに力を入れた流れと在宅勤務日が90%になった事が相まって、また別の側面が見えてきました。
高齢者の転倒をApple Watchが知らせて一命を取り留めたニュースもありましたが、Beforeコロナだったらチームメイトと一緒にいて、身体の不調を感じたら会社には医務室があって…でしたが、在宅勤務が増えると自分の健康状態も自分自身でキチンと見張る必要が出てきて、そこでまたApple Watchのありがたさが増しました。
・1時間ごとに立ちなさいと警告してくれる
・つい集中して呼吸を止めていると教えてくれる
・本日の歩数、上がった階段が何フロア分だったか、運動量の測定
など、通勤していた時には自然とクリア出来ていたのに、家で働くと不足してしまうものを監視して知らせてくれるようになりました。
その上、心拍数、今必要な血注酸素飽和度の測定もしてくれます。日本では許可は降りていませんが、心電図の機能もついてますね。早く許可してほしいものです。※このnoteを書いた翌日に認可が降りたそうです!
先日仕事が集中し過ぎて12時間ほど緊張が途切れない日があったのですが、浴槽の中でふらついている自分に気がつきました。それほどシリアスな状態ではなかったので、風呂から出た後に試しに色々と測定してみました。呼吸や心拍数は安定していましたが、血中酸素飽和度が低くて「これかな?」と思い、横たわってしばらく深呼吸をしていたら調子も戻り、改めて測定してみたら100%に戻っていました。
あと数年経ったら、バイタルが全て測定できるようになって、「これはヤバイ。救急車を呼ぶべき」と自分で判断できるような時代が来るんじゃないかな。医療機関に行く事になったとしても、医者に伝えられる情報が増えて効率的だし、遠隔診療にも役に立ちそうな気がします。