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冬のうつに ー小さな太陽を
12月も後半に入り、本格的に寒くなってきました。
朝も7時頃までは薄暗く、冬至が近いことを実感します。
電気やガスがまだ整備されていなかった頃には、この冬の明けない朝は脅威、畏怖に近いものだったのかもしれませんね。
日照時間が短くなってくると、秋まで活動的だった人もなんとなくペースダウンを感じる人もいるかもしれません。わたしも思いっきり滅入ります。
日照時間が減流ことで概日リズム(体内時計)を司るメラトニンの分泌が遅れたり、セロトニンやドーパミンが減少することで起こる「冬のうつ」もよく知られています。
自分で思っているよりも私たちは「動物」なのねと思います。
お日様って大切です。晴れている日はたくさんお日様に当たりましょう。
今日はエッセンシャルオイルと精油で冬の憂鬱に対するケアをご紹介します。
うつ状態に用いられるエッセンシャルオイル
一般的に抑うつ状態に使用するエッセンシャルオイルはこちら
ローマンカモミール
ベルガモット
オレンジ
ジャスミンabs.
イランイラン
プチグレン
ローズオットー
ラヴェンダーang.
フランキンセンス
サンダルウッド
今日はベルガモットやローマンカモミールをメインにした香りを提案しますね。
1
ベルガモット 5滴
フランキンセンス 4滴
ベンゾイン 3滴
2
ローマンカモミール 2滴
プチグレン 5滴
スコッツパイン 5滴
それぞれ20mlガラス瓶にキャリアオイルを入れ、上記のブレンドを入れよく混ぜてマッサージオイルとして使用してください。
または
ローズマリー(シネオール)
グレープフルーツ
を午前中に嗅ぐのも体内時計を整えるのにお勧めです。
もうひとつ、とっておきの暖かい飲み物を。
カモミール ドライハーブで大さじ2杯ほど
牛乳またはアーモンドミルクやオートミルクなど 180ml
小鍋にカモミールとミルクを入れ、弱火でゆっくり温める。
沸騰しない程度に温まったら、茶こしでカモミールを濾して出来上がり!
寒い冬の夜にいつもと少し違うミルクティーを召し上がれ。
小さな太陽を自分の中に持って、長く暗い冬を乗り切りましょうね。