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自分のチャートを知りたいなら他者のチャートを知ろう


新年が明けてもう10日も経ってしまいましたが、今年もよろしくお願いします。
あまり社会的な暦を左右されることの少ないお籠り暮らしですが、この春は娘の卒園と入学というぼんやりしていられないイベントがあるので所々人間らしい活動をして行きたいと思っています。

ねこちゃんの占星術cafe

先日ねこちゃん先生https://nekochan-pion.hatenablog.jpのねこちゃんの占星術cafeに参加しました。
占星術を学んでいる人たちが集まり、参加者の中からランダムに選ばれたネイタルチャートをねこちゃん先生こと竹内さんがリーディングして行き、実際にその解釈が本人にとってどうかフィードバックしたり、参加者が質問したりする会です。
こちらは以前にも参加し、ありがたいことにわたしのチャートを読んでいただけたのですが、今回もたまたまルーレットアプリで当たったらしく再度読んでいただけました!新年早々幸先いいスタートです!

そこでチャートについての疑問や本人にとって気になることを重点的に読んでもらうのですが、前回とは違う質問をしたのでまた違った方向からホロスコープに光を当ててもらったような新たな発見がありました。
トランジットも併せて見ていただいていたのですが、さすが何かあればトランジットを見ているとおっしゃっていたねこちゃん先生、「このあたりで土星がきて〜」と惑星の動きがするする〜と見えるようでした。
トランジットやプログレスも転機やバイオリズムを見る上では大切。天気予報のようにトランジットを意識していこうと思います。

この会では3人のホロスコープを読んで本人もおしゃべりするのですが、隣の芝生は青く見えるように、人のホロスコープは輝いて見えます。
わたしのネイタルチャートは風のエレメントがひとつもなく、オポジション(惑星同士が180°で向かい合うため緊張感や外に打ち出すエネルギーを持つ)がないため、なんとなくいつも蚊帳の外感があったり(多分無意識にほっといてオーラを出している)やりたい!と飛びついてもすぐに一人で悶々とする傾向があるので、風に惑星を多く持つ方や実務的な能力を社会で生かせる方のチャートを見ると羨ましいなと思います。
ただ他の人のチャートを見ていつも思うのですが、誰のチャートにも土星や冥王星はあり、エレメントやモードの偏りがあり、長所に見えるところが本人にとっては切実なコンプレックスであったりすることもあるということです。
そしてネイタルチャートは一生変わらないけど、今動いている天体は自分のネイタルにも大きく作用すること。オポジションがないチャートにもトランジットでオポジションが出来ることはあるし、プログレスのようにネイタルから年を重ねて変わっていく場合もあるので、占星術は単に生まれた時の「刻印」ではなくダイナミックな動きを持つものであると感じました。

「自分」を知りたければ「他者」と出会え、という言葉のように、自分をだれかから見てもらったり、また人を見ることで自分が見えることもたくさんあるなぁ。
わたしは開運とか幸運のありかという点での占いにはもともとあまり興味がないのですが、占星術というツールは自分の知り他者を知るということに関して大いなる知の蓄積だなぁと感じます。そしてそれぞれが違ったものを持つギフトであると。

ということで今年もたくさんの方、たくさんのチャートと出会えますように。
そしてわたしは思いを言語化することをもっともっとやっていこうと思います。


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