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【天然石とヴィンテージ】ひかむろマガジン(ひかりのいしむろ)

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天然石のアクセサリー ひかりのいしむろからのお知らせ・ご報告 ▼ご利用いただいたお客様からのレビュー・エッセイはこちらhttps://note.com/shiki_haraguc…
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#私のハンドメイドストーリー

変わっていく"私たち"の活動について(年始ご挨拶) #ひかりのいしむろ

こちらのマガジンは2020年はじめての更新となります。新年あけましておめでとうございます! 年始に、ひかりのいしむろの略称をnoteネームに入れてみました。光室、読み方はひかむろ、です。お店の名前で呼ばれたりするのもいいなあ、なんて思ってつけてみました。ひかむろさんでもあゆみさんでもばっちり振り返ります♪ このnoteでは今までの活動の振り返りと、今後の活動についてお送りします。 2020年もよろしくお願いしますひかりのいしむろの活動開始は2019年6月に始まり半年間が

生まれたからには、挑戦するのだ。会社倒産からの再出発。

9月2日、私は去年の冬から通っている弁護士事務所で打ち合わせをしていた。女性弁護士さんの、やわらかな雰囲気の会議室。大ぶりな薔薇の造花、子どもの遊べるスペース、壁にはいわさきちひろの子どもの絵がかかっていて、いつも穏やかなヒーリングミュージックがかかっている。 女性限定というわけではないが、やってくるのはほぼ女性だろう。この穏やかな環境は、彼女たちの緊張や殺伐とした心情、ショックのあまりにぼんやりした頭とのコントラストを感じさせた。そして私もまた、その一人だった。 私たち

世界にひとつだけのジュエリーを、自分の手で作る喜び

こんにちは。天然石手仕事ジュエリー ひかりのいしむろ 店主の原口あゆみです。本日、ひかりのいしむろの公式サイト(Web shop)が完成しました!!やっっっっほい!! やっと新作&コラムアップ(noteのひかむろ系エッセイ転載)が完了しました!今後の更新方法も決めて、これでよし!って感じです、今。ふー...。良い汗かいた〜〜! 今後の新作UPは「満月」と「新月」に行い、夜18時ごろにインスタとメルマガ ひかむろだよりでお送りします。(メルマガはこちらからご登録いただけます

草木花石、悉皆在神

私、持ってるよ。 これをずっと探しているんでしょう。 何って、神様。 どこにでもいるけど、どこにでもいるわけじゃないの。 見えないものを信じられる人にしか、分からない。 どこにでもいるよ。 草木にも、花にも、石にも。あなたの中にもいるよ。 みんな、見える姿と見えない姿があるの。 見えるものが全てじゃないの。 私、ここまではるばるたどり着いた人に神様を渡してるの。 厳しい世界から脱出して、やさしい世界を目指す途中... あなたも、そうでしょう? 神様には強

私たちが、わざわざ作る理由、書く理由(前編)

え、これ作ったの?一から?自分で?すごいね!どのくらい時間かかったの?え、これ作るのに1日かかるの?大変じゃん!そんなの。 と、言われても、困る。私、作りたいから作ってるだけなんだよ。 *** こんばんは。天然石の手仕事ジュエリーひかりのいしむろの原口あゆみです。 先日、ハンドメイド作品はエネルギーが高いよねという話を書いて、多くの方になるほどそうかもと思っていただいたみたいで嬉しく思っています。さて、今日は一人のハンドメイド作家のハンドメイドをする理由について書い

宇宙の一粒

石はただ、そこにいるから。 石は私のことをなんとも思わないから。 好きとも、嫌いとも。 それが好き。 一緒にいても私が損なわれることがなくて、 私に損なわれることもない。 ただ、きれいにそこにいる。 ただ、ひかりを通したり、反射したりしている。 その様子を、私がじろじろ見ても怒らない。 石を頼って、お守りにしているとき。 失敗しても、あきらめても、どんな道を通っても。 私のことを静かに応援し続けてくれる、ような気がする。 石とは関係が壊れること

新しい価値観を応援するブランドになりたい

noteには、社会不適合者が押し合いへし合い、ひしめいている。だから居心地がすばらしく良い。世間がわかってくれないことも、noteのみんなは共感くれたりする。生きるのも、表現するのも、捨てたもんじゃないと思える。だからこそ、noteからはみ出してもっと遠くまで新しい生き方を届けたい。 *** note&Creemaの奇跡こんにちは。原口あゆみです。対人恐怖等で生きづらい彼女と同性カップルで生活しています。私も私で生きづらく、2人で生業を模索する中で、ハンドメイド作品を作っ

ずっと貴和製作所にいたい...社会不適合者のための作業所って、必要じゃない?

社会に適応できない。人間関係が苦手すぎる。でも、なんとか頑張って生き延びてきたし、障害認定まではいかない。だから、社会に激突して砕け続けないといけない。あなたは一人で生きていけるでしょう。と、言われる。 *** その日は彼女の体調もよかったので、いつもより長めに近所を散歩しながら、いつものパン屋や気になっていたお店を覗いていた。驚いたのは、気になっていたお店が2軒とも、障害を持つ方のための作業所だったということだ。 「作業所かぁ...。私もできることなら作業所で作業し