変数のブール値（bool）　具体的な使い方

ブール値（bool）は、Pythonで非常によく使われるデータ型の一つで、真（True）か偽（False）のどちらかの値を持つよ。プログラムの中で条件をテストしたり、ループを制御したりするときに特に便利だよ。

ブール値の基本

ブール値は主に比較演算子や論理演算子と組み合わせて使われることが多いよ。

比較演算子

• == （等しい）
• != （等しくない）
• < （より小さい）
• > （より大きい）
• <= （以下）
• >= （以上）

論理演算子

• and （両方の条件がTrueであればTrue）
• or （どちらかの条件がTrueであればTrue）
• not （条件がFalseであればTrue）

ブール値の使い方の例

簡単な条件式

age = 18
is_adult = age >= 18
print(is_adult)  # Trueが出力される

この例では、ageが18以上ならばis_adultはTrueになります。

if文での使用

if is_adult:
   print("あなたは成人です。")
else:
   print("あなたは未成年です。")

is_adultがTrueの場合、“あなたは成人です。“が出力されるよ。

論理演算子との組み合わせ

has_ticket = True
has_passport = False

if has_ticket and has_passport:
   print("搭乗できます。")
else:
   print("搭乗できません。")

この例では、チケットとパスポートの両方が必要です。どちらか一方でもFalseの場合は”搭乗できません。“が出力されるよ。

ブール値はプログラムの中で、特定の条件が満たされているかどうかをチェックするときや、プログラムの流れを制御するときに非常に役立つよ。このように、ブール値を使うことでプログラムのロジックをシンプルに書くことができるんだ。