とある事例から。
こんにちは!士載です!
今日は、相談事例から書きます。
心配な部下のAさんに関しての
上司のBさんからの相談でした。
※個人名や企業名を伏せるコトで
事例の抜粋を紹介するコト許して
頂いています。
Aさんは、先輩の指導を受けて
仕事をするのに拒否感を感じて
仕事をしていて、、
次第に、先輩達を無視して仕事を
するようになったと言います。
当然、人間関係は悪化するし、
出来ない仕事が増えて行きました。
Aさんは、次第に「うつ状態」に
なって、仕事を休みがちになります。
Bさんは、Aさんに汚名返上の機会を
与えるべく、AさんにAさんの得意と
する、仕事に関するプレゼンをするように
促します。
しかし、Aさんの
「先輩達の指導を受けたくない!」と
いうある種、頑なな思いにより、
そのプレゼン資料の勉強や査読が
全くできないまま、プレゼンの当日を
迎えました。
結局、Aさんは、
プレゼンの日に会社に出てくるコトが
出来ず、それから再び休む日を重ねる
コトになってしまいました。
上司のBさんは、Aさんの住むアパートを
訪問しています。
Bさんによると、
「片付けが行き届かず、『ゴミ屋敷』の
ようになっていた。」とのこと。
産業医Cさんは、Bさんからの状況説明と
Aさんとの面接から、「うつ状態」と
診断し、心療内科の開業医Dさんに
紹介状を出し、治療をDさんに委ねます。
上司Bさんは、産業医Cさんから状況を聴き、
「心療内科医Dさんは、Aさんに対し、
向精神薬を足して、足して、悪循環を
起こしているんじゃないか?」という
話を聴きます。
そしてBさんは、
Aさんは、隣県から移り住んでいるけど、
実家のあるところの精神科病院に転院
しようとしている、っというところまで
把握していました。
この段階で、私はBさんから相談を
受けます。
ここで、私は更にBさんから
情報を収集します。
Aさんは、工業高校卒で
工業系短大を卒業して、
アルバイト経験もないとのこと。
そして、Bさんから
傷病手当金の説明を受けると
ぼーっとした表情から、目を輝かせて
話を聴いたと言います。
私は、上記の情報から、
Aさんは、知能は低くはないけど、
ひょっとして発達に偏りがあるのでは
ないか?と想像しました。
そして、Bさんに、
「私は医師ではないから、本当は、
診断はできないのだけど、
Aさんには、発達障害の疑いがあるから、、
ただの『うつ状態』じゃなくて、
発達障害に起因してのモノかも知れない。
そして、Aさんには、産業医Cさんを
通して、やんわりと伝える方がベター
だと思う。」とBさんにアドバイスしました。
そして、心療内科医Dさんは、
Aさんに対して、多分「五分診療」をして
向精神薬を足して、足して、の
悪循環になっているのだろうと、、
私は推測できたので、
Aさんの地元の病院の転院先じゃなくて、
県内で転院する場合は、
発達障害が専門じゃなくても、
診察やカウンセリングに時間を
ジックリかけてくれそうな病院を
Bさんに紹介して、相談を終結しました。
結局、Aさんは、自分の地元の病院に
転院し、休業中ではあるものの、
相当に減薬できているそうです。
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