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「イラストがうまくなる方法」の考察
■ こんにちわ! ■
イラストレーターの鹿角時計です(⭐️ ´ Å ` ⭐️)!
昨日の記事は↓
1日の出来事を書いた普通の日記です。
イラストレーターとしての仕事もすすみつつ!
というような内容でした。
打って変わって今日は何一つ進まぬ!(⭐️ ; Å ; ⭐️)ウェ゙
人生はバランスとっていらっしゃるのですね。
そして悪い事の記憶は保持しやすいために、
「ああっ!なんで嫌なことばっかり起こるんだ!」
と。
ぐちぐちクダを巻き始めるのです。
巻かないけど。
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■ 今日はイラストの上達方法について! ■
巷でよく見る「うまく」なるための記事。
精神論、技術論、人体解剖図模写、努力論、習慣論、
パースペクティブ、色彩論、デッサン神話、
もう腐る程、記事は書かれているのに次から次と湧き出てくる。
うまくなる方法!
上達法!
絵の描き方!!
もう、健康法と変わらないよ。オカルト並みだよ!
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今日は特にこの四つを説明しましょう。
① 画力にゴールはありません
② 「描いた時間=うまさ」には結びつきません
③ いいものが選ばれるのではなく、いいと思われたものが選ばれます。
④ 技術や画力よりアイディアと根気
はい。あたり前のことだと思いましたか?
本当にそう思いますか?
あと、他にも書くことはいっぱいありますけど、
一般的な技術は今後少しずつ記事にできたらいいかなと思います。
以下のようなこと
■■■■■■■■■
本当に細かいことが色々ありますよね。
・シャーペンは芯先を回しながら描くとか、
・ストロークは手首ではなく腕ごと動かすとか
そういう道具や体の微妙な使い方とか、
・鉛筆の芯だけ粉状にしておいて、指で塗っちゃうとか
・ポスターカラーは醤油ボトル(プラ)に入れて
あらかじめ丁度いい粘度にしておけば、
大学の受験のとき時間を大幅に短縮できるとか
そういう小技みたいなのとか
・ペイントソフトのキーボードショートカットを使いこなすとか
・カスタムブラシの作り方とか
ソフトウェアに関連する細かい部分とか
・上下左右逆さまに描く練習をするとか
・左手で描く練習をするとか
ちょっと変わった具体的な練習方法とか
・描く時は度々反転させて歪みがないか確かめるとか
・モノクロにして明度を確かめながら描くとか
・まずはサムネイルくらいの小さいサイズで絵の構図を描くとか
描く工程の中で取り入れるべき方法とか
■■■■■■■■■
などなどあります。
それはもう。たくさん。
べつにどこからか引用しなくてもいくらでも、
絵がうまくなる、はやく描ける、
そういう工夫や技術はいくらでもあります。
それは、今後の記事を楽しみにしていただければとおもいます。
■ ① 画力にゴールはありません ■
もうこれは真理です。
絵描きにゴールはないです。それが絵描きの強制属性です。
絵がうまくなりたいのは永遠の欲求です。
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進歩のない人はいません。必ず変化があり、向上があります。
明日、明後日で画力を向上させる方法はあります。
その人が持っていない視点や、技術を教えてあげるだけで、絵に変化が生まれるからです。
絵を描き始めて1ヶ月の人と、
すでにプロとして仕事をしている人では
必要な情報もレベルも違いすぎるので、
誰でも同じ情報でうまくなる方法というのはありません。
それはどんなジャンルにおいてもそうですね。
それどころか同じ絵を描き始めて1ヶ月の人をたくさん集めても、
その人に必要なアドバイスの仕方や、
技術の内容はそれぞれ異なります。
さらに、さらに!!
同じことで悩んでいる人でさえ、
同じ答えを伝えるのに別の説明の仕方をしてあげないと
伝わらないことさえあります。
あなたの画力が上がらないのは、
画力を上げるのは絵の練習方法だけじゃないってことを
きちんと理解していないからではないでしょうか。
何が問題かわかっていないと
画力が上がらない期間というのが無駄に長くなってしまうことを
ちゃんと知っておかないといけません。
画力にゴールがないというのは、真理としてだけでなく、うまくなる方法のゴールとしても、千差万別だということです。
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そういう意味では自分に必要な情報や技術をいかにはやく得られるかが、上達速度の秘訣ですね。
■ ② 「描いた時間=うまさ」には結びつきません ■
はい。もうこれはたくさん描いてきた人が揃って思うことの代表です。
いくら描いてもいくら描いてもうまくならない時期もありますね。
あー、壁ですね。
はい。ベタですね。
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これにはいくつか種類があります。
1、自分が思っているより実は描いてる時間がすくない。
(レベルにあってない)
2、うまくなるための描き方をしてない。
(やり方が間違い)
3、自分の上達に気がついてない。
(ほんとにあるよ。これほんとに。)
1、自分が思っているより実は描いてない。
得てして絵がうまくならないとぼやく人は、
練習量が足りていない人が多いです。
毎日8時間くらい描いても、画力という面で、
何ヶ月も停滞を感じることはままにあります。
(特に美大受験生、浪人生に多い)
この問題も、その人がどのくらいのレベルを求めているのかという、
個別の答えが必要だという点に着地しちゃうのですが、
だいたい毎日描いて3ヶ月くらい毎に少し進歩した実感が得られるのが正常なイメージです。
少しの期間で上達するように感じるのは、
描き方の違いによる印象や、基本的な技術を知らないレベルでの話です。
(失礼かもしれませんがほんとにそう思います。)
写実的表現の技術では大学入学くらいに
おおよそのレベルに達することが出来ます。
それ以上の上手さ、こなれ感、独自性(作家性)、
そういうものを育てるほうがものすごい大変だと聞きますし、思います。
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ポスターカラー、四つ切画用紙
2、うまくなるための描き方をしてない。
その人のレベルにあった絵の描き方をしないと、
絵がうまくなったようには実感できません。
2Dのチビキャラを描きたい人もきちんと
人体の構造はきちんと把握しておかないと、行き詰まります。
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風景を描く人がパースペクティブを無視できないように、
どのような絵を描く人でも、
目指す道に必要なものがそれぞれあり、
めんどくさいから、あまり関係なさそうだから、難しそうだからと
嫌煙していると何時までもうまくなりません。
模写から人体構造を立体的に把握して
自分のものにしていく人もいれば、
2次元上に描かれた線の違いという認識しか出来なくて、
いつまでも模写作業にしか成らない人もいます。
考え方、受け止め方、観察の仕方ひとつでも絵の上達速度は残酷すぎるほどに変わってしまうのです。
3、自分の上達に気がついてない。
自分の描いたものをきちんと観察しましょう。
何がどう変わったのか、どういう点が良いのか、
ちゃんと把握しないとだめです。
そうやって、「うへへ、今日はここが特に良いなぁ」と
自画自賛しつつ気持ちよくなるという勝ちパターンに入っていくのが
知らないうちに上達してるコースになります。
分析や反省をきちんとできるという力は、社会人をしても必要です。
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■ ③ いいものが選ばれるのではなく、いいと思われたものが選ばれます。 ■
世の中にはものすごい絵描きさんがいっぱいいます。
そういう人でもほとんど仕事なかったり、SNSでうんともすんともしなかったりすることがあります。
実力が無いと仕事はもらえませんし、実力がないと一流として活躍は出来ませんが、実力があれば仕事が来るわけでも、実力はあっても一流になれるわけじゃないです。
作家性の必要なタイプのイラストレーターさん、画家さんだとこういう問題に顕著に触れます。芸術の価値問題にも直接関わることで、良いと思われたものが良いのであって、技術や労力によって価値が決まるわけじゃないのです。
ある程度は線引できますが、やっぱり厳密には「実力」という言葉は存在しないのではないかと私は思っています。
◾ ④ 技術や画力よりアイディアと根気 ◾
③でも少し触れましたが、技術や画力は、うまいと思われるのに十分条件ですが、必要条件ではありません。
イラストがうまくなる、うまいと言わせるようなイラストを描くためには
画力を磨くより、頭をひねってください。
技術を身につけるより、頭をひねるのです。
そして長く続ける、毎日続ける、気力と根気ですね。
そんなことができれば絶対うまくなります。
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もちろん裏表に描いてです。人体構造、筋肉、人物、動物、植物、、、
もっとうまい人はもっと的確な練習をして、もっとたくさん描いてます。
私は自分であまり描いてないほうだと自覚しています。
浪人してるので、人より1年修行期間は多いですが、
それでも世の中のレベルで見たら下の方です。
それでも、少なくとも続けています。
継続ができない人は、継続するための技術がちゃんとあるので、それを学んでください。継続して習慣にデキる人自体、少ないですから。
よく言いますね、やりたいと思うのは1万人、やってみるのは1000人、
続けるのは100人、習慣になる人は10人、成功するのは1人です。
すくなくとも続ける100人になれば、9900人よりうまくなります。
あとは
仕事にしたい人は1年2年のスパンじゃ、短いとおもってください。
10年、20年でどんな絵を描くのか。
長いスパンでやりつづける計画と、意思と、目標をもってください。
何事も続ける人に女神は微笑みます。
今日は今までで一番長い記事をかいたなぁ
がんばった!!自画自賛!!
(⭐️ ´ Å ` ⭐️)ノシ ではまた🌟
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■ おまけ ■
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元画像はバグってないのでアップロードするときに変になったかな?おもしろー
投稿したら直るかな??
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