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みんなのキッチン

三原市本町の西国街道沿いで、空き家再生がスタートした。
この物件では、空き家再生実践塾を開講することになったのだが、少しずつ申し込みも入り、今現在定員の約半数が応募している状況だ。
Facebookに投稿したところ、本当にありがたいことに、多くの方にシェアしていただき、少なくとも初見で「いい」と感じていただけたことは、まだやる前から良かったなと思う。

実は今回の空き家再生実践塾は、ある意味あまり他の自治体でもやっていない領域だと私は感じている。
私は埼玉にいた時、リノベーションスクール、通称リノスクというものに参加したことがある。
どんなものかというと、行政が見つけてきた空き家の中でも、できれば街の活性化に繋げてほしという思いを持ったオーナーが所有している空き家を、地元の方で地域活性をしたいという思いを持った方々が集まり、3日間で事業プランを作成し、提案するところまでを行う。といったものだ。

正直これはめちゃくちゃワクワクする。
空き家再生は、再生後を想像している時が一番楽しい。
ただし、その事業をスタートさせるのは、とても難しいというのが本音だ。
とにかくお金がかかる。あとは大体リノスクに参加している人たちは本業があるので、ほぼリソースを割けない。なので、リノスクを仲間集め程度にしか思ってなくて、空き家を使って何か事業を始めるんだという確固たる意志があるキーマンがいないと、リノスクでの事業計画は、本当に机上の空論になる。

私や三原さんがやろうとしている空家再生実践塾は、初めから空き家を使って事業を始めるんだというキーマンがいるので、作成した事業計画が机上の空論になることはまずない。

あえていうなら、リノスクのその先、といったところか。
物件が決まっている。コアメンバーが決まっている。
あとは一緒に作る人と、手伝ってくれる仲間がより多いに越したことはない。という位置付けだ。
参加する側としてもハードルが低い。

とりあえず第一回なので、試行錯誤の連続だろうが、少しづつ形を変えながら、小さなコミュニティを作っていければと思う。

あとは忙しさにかまけて、災害派遣災害派遣と口で言っている割に、
能登に行っていなかったので、11月に行こうと思う。

原点回帰しよう。
なぜ大工になったのか、人生におけるミッションを思い出す。

ではまた。

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