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形勢判断〜玉の固さその1〜

今回は玉の固さについて考えます。

一言で玉の固さと言っても初心者🔰のうちはよくわかりませんでした。でも、たくさん将棋を指した経験からもう少し具体的に言うと、以下3点だと考えています。

・守り駒の枚数がどれだけ多いか
・守り駒と守り駒の連結がとれているか
・王手がかかりにくいか

・守り駒の枚数がどれだけ多いか

守りの基本は金銀3枚と言われます。
(金2枚、銀1枚の場合が多いです)
金矢倉、美濃囲い、雁木囲い、カニ囲いなどどれも金銀3枚の守りをしています。
相手が金銀3枚の守りだった場合、自分が4枚で守っていると、自分のほうが守りが固いと言えますね。

・守り駒と守り駒の連結がとれているか

これは美濃囲いが分かりやすいですね。
3八銀、4九金、5八金の形を見てください。
3枚の駒のどれが取られても、他の駒で取り返すことができます。

美濃囲い

・王手がかかりにくいか

これは穴熊が分かりやすいですね。
相手がどんなに駒を持っていても、
スペースが無く、王手がかかりません。
自分が王手される心配が無いので、
攻めに専念できるというメリットもあります。

穴熊囲い

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