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勝率を上げるための形勢判断

最近、形勢判断についてぼんやりと感じていることをつらつらと書いていきます。私の日記感覚で書いていくので読みづらいかもしれませんがお許しを。

形勢判断について
①駒の損得
②駒の効率
③玉の固さ
④手番

序盤は駒の損得を重視
終盤は手番を重視

これが基本なのは分かっている。
実戦でも意識して指している。ただし、どこから手番重視に切り替えるかは非常に難しい気がしている。
格上の相手と指しているとき、攻めが切れてしまうことがよくある。これは攻め駒が足りていると判断するのが早すぎるのかもしれない(単に攻めがへたくそな場合もあり笑)。
もし仮に詰めあがりの局面が見えたとしたら、逆算して「どの駒が何枚あれば足りる」なんて計算できるのかもしれない。でも、実際は詰めあがりの局面なんて見えるわけもなく。また、詰みを完璧に読み切れるわけもなく。
プロ棋士で十分に持ち時間があればかなり正確に読めている。なので必要最小限の持ち駒で詰みまで読み切って踏み込んでいる印象がある。余り詰めがあまり見られないのはそのためだろう。そんな神業は自分にはできない。笑

ということは。。。
実戦は自分の詰将棋力に合わせて持ち駒を増やすのもありかもしれない。
つまり、攻めを急がずもう少し駒得を終盤まで重視しても良いのでは、という考え方。無理にせめてそれが切れてしまったときは取り返しがつかない。一呼吸おいて、じっと駒得(力をためておく)をやれば今度は多少ミスしながらでも寄せきれる。当然、終盤力のある相手だとその1手をとがめてこっちが先に詰まされる場合もあるだろう。でも、トータル勝率で考えた場合にどちらの勝率が高いかを考えると駒得優先の考え方のような気もする。
こんなことを考えると、やっぱり将棋は終盤力なんだなとつくづく感じる。でも、自分はあくまでアマチュア。プロ棋士の先生のような深い読みが必要な戦いはない。そんなに持ち時間のある対局もない。だったらそんな考え方もありかもしれないな。

AIによる形勢判断が導入されて久しいが、いくら精度が上がっても人間の感覚とのズレは縮まらない。それは結局のところ、AIはこの駒得優先の考え方を全く評価しない点なんだろうな。


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