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へんとうたいスイッチ

こんにちは。
しかないかよこです。

あんなに講座開講に二の足を踏んでいたのに、
いざ、始めると思春期体験講座を3回開催しました。
昨日は、その3回目でした。

今回は、NY、秋田、東京、千葉、滋賀、長野からご参加でした。
お子様の年齢も2歳~21歳と幅広く、
色々な意見のシェアができるとワクワクしながらスタートしました。

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まず、みなさんの参加動機を伺いました。
「関係性を良くしたいと思って」
「これから来る思春期に備えて」
「衝動的で否定的な言動にどのように対応されているのか知りたくて」

講座でのシェアも活発でした。
「そういえば、私も親と距離をおいていました。」
「同じようなシチュエーションで親からの統制的な対応で嫌だったことを
思い出しました。」
などご自分の思春期の頃を思い出されたり、
「我が家は、思春期の子どもがイライラしていると察知すると、
下の子を離したりします」
など、実践されていることをお話くださいました。

思春期の脳の話については、
「ポジティブ心理学で”強みスイッチ”を学びましたが、
思春期は、”へんとうたいスイッチ”ですね。」
と、学んだことを応用された発言もでました。

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最後に声かけのワークをします。
それぞれのグループにわかれて、ある事例に対しての声掛けを考えました。
三人寄れば文殊の知恵で、
あれこれとブレインストーミングをして、紡ぎだします。

その時に事件はおこりました。
参加者の方が、おひとり、席をたたれました。
リモートワークで勉強しているお子さんから呼ばれたようでした。
お子さんは、どうやらZoomに上手く入れなくて困っていたようです。
なかなかうまくいかず焦って怒っているお子さんに対して、
講座で学んだことを早速試して、
「入れなくて焦るよね」とまずお声をかけられたそうです!

お子さんのイライラがなかなか収まらなくて、
最後まで共感は続けられなかったそうですが、
私はすごく大きな一歩だと思いました。

そして「自分の心が落ち着いていないと声掛けは難しい」と
実体験に基づく貴重な気持ちのシェアもしてくださいました。

そのお話をうかがって、私はもちろんのこと、参加者で拍手でした。
こんな劇的な瞬間に立ち会えて、とても嬉しくワクワクしました。


感想をご紹介しますね。

・最後のワークで実例をもとに考える練習ができたので、
どんどん場数を踏んで上手くなっていけたら良いと思いました。
そして「悩んでいることは似ているな」と思えたことがいくつもあったので、「悩んでいるのは自分だけじゃない」と思えたことがよかったです。
・子どもが成長して、体つきも同じぐらいになると同等に見てしまうけど、「脳は違うんだ」と思いました。
・講座を受ける前に、子どもと翌日の準備のことでバトルをしました。
この声掛けを学んだので、次回は試してみようと思います。
この声掛けの方が伝わるように感じました。
・信頼って、大事ですね。心配で先回りしがちで、ついつい助言をしてしまうので、こどもから「何してもママはだめだっていう。全部だめだしがくる」と言われることがあります。
子どもに支援的な声掛けをするためには自分のメンテナンスも大事だなぁと思いました。
・学びがいっぱいあって、「明日からやってみよう」と思いました。
ネガティブなことへの共感が「わかっちゃいるけど難しい」ですね。
ワークの中で、「”自分の感情を伝える”ということをやっても良いんだ」ということに勇気をもらえました。
・共感の接し方はベーシックで学んで、小さい子のいやいや期に使うイメージでしたが、ずっとつかえるし、思春期でも同じような声掛けでよいということがわかって良かったです。共感ができるようなコンディションを維持するセルフケアも大事だと思いました。


みなさんの感想に共通していたのは、セルフケアでした。
声のかけ方の講座なのに、でてきた答えは、セルフケア
体のメンテナンスでジムへ通うように、
心のメンテナンスも大切なのだと思います。

Mさんからの感想で
「感情を伝えるけど、感情的ではない。
”自分自身を癒す”に行きつく。自分自身を整えることに行きつく。
深いなぁ・・・」
というシェアがありました。

一同、大きくうなずきました。

へんとうたいスイッチを持つ子どもたちに対峙するには、
セルフケア。

またひとつ、大きな発見でした。


私と一緒に心のメンテナンスをしてみませんか?
子育てのスキルを知ることは、大きな心のメンテナンスです。



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