得手に帆を揚げて
こんにちは。
しかないかよこです。
学びの秋に、私が始めたことは、講座開催でした。
「アウトプットは学びの宝庫」と聞いていましたが、まさにその通りでした。思春期の体験講座でアンケートを頂いたので、ここに書き留めておきたいと思います。
思春期についてのイメージが、闇(暗く、嫌な感じ)の世界だったのですが、カヨコさんが明るく、おもしろく、楽しく、講座を進めてくれたことで、明るいイメージに変わりました。息子と一緒に私も成長するぞ(笑)という覚悟ができました。― R.I.さん CA在住
そうですね。私も現在21歳の長男が中学生のころは、「明日起きたら、30才にならないかなぁ」と思っていました。でも、体格的にも精神的にもぐんと大きく成長する、はじけるようなこの時期は、今しかないとも思います。「一緒に成長するぞ!」のスタンス、第二の青春ですね。
3つのステップ。お互いイライラしているときに、「ああこのときだ」と思って使っていきたいです。思春期の子供は共感がとても必要なこと。なので最初に共感をすること、納得できました。亜里さんの講座を5年前から受けているので、自分で決めさせるというのは習慣化されているのですが、それがいいことだと改めて認識できました。今後もアカデミアのグローバルサークルなどで悩みや葛藤をシェアしながら学びを定着したいです。
― Yokoさん NY在住
Yokoさんは支援的な声かけを考えるワークでも「子どもに決めさせる」とおっしゃっていました。これは、子どもに選択権を与えるとともに、信頼感も伝えていると私は思います。「思春期には自律と信頼と承認がとても大切だ」と私も改めて思いました。
まだ大きな変化はありませんが、今までは否定的な言葉かけをしてしまった時は息子も反抗的な態度に出て、私も親の威厳を保たないと・・・と更に圧力的な態度に出て衝突していました。時には取っ組み合いをすることも・・・。まず共感するところからアプローチした時は息子もこちらの言うことを聞く耳を持ってくれると感じています。― M.U.さん NY在住
共感って、本当に難しいですよね。特に相手の態度が心無いと、売り言葉に買い言葉になることもあります。M.Uさんは共感の効果も感じていらっしゃるので、実践の賜物ですね。講座でシェアしてくださった「1人で過ごしたい思春期のお子さんの気持ちを尊重されたエピソード」が印象に残っています。大きな変化は小さな変化からだと思います。またお話きかせてください。
今、ベーシック講座などで学んでいるスキルが子どもが小さい時だけでなく思春期にも役立つとわかったこと。思春期(反抗期?)特有のあのイラっとする態度(苦笑)が脳の影響によるものだと知ることができたこと。
― T.Kさん 東京在住
「転ばぬ先の杖」さながら、お子さんが幼い時から思春期の特徴を知っていることは、思春期に役立つ道具を備えているようなものですね。T.K.さんが講座での感想のシェアで「子どもの幼い今から声かけを練習して準備していきたい」とおっしゃられた姿勢に脱帽です。知識を蓄えるだけでなく、それを実践される向上心に刺激をうけました。
知っている事ばかりなのに、中々うまく行かないと思っていての参加。思春期に特化して、皆様との共通性を感じられて安心します。そして、かよこさんの言葉で、無いものよりあるもの、視点の変化を言っていただき、知っているから、一歩落とし込む事が出来ました。「圧力を最小限に、が難しいのを思い出しました。」知っているから、それなりの共感の言葉やら、説明をしているけれど、すでに怒っている。受講の後、やはり同じような事がありましたが、精一杯怒りを鎮めながらやりとりをしましたが、やはり一方的。何かが伝わってるかも知れませんが子どもには、怒りも伝わっている。何に怒りを感じ、不安を感じているのかを明らかにして、そのネガティブを受け入れてセルフコンパッションしてから対応しなければ、うまく行かない事が改めて気づけました。― M.Nさん 奈良県在住
知っているからこそ落とし込める事、また、試行錯誤するご自身を俯瞰してしっかりみつめていらっしゃるM.N.さん。考察が深いです。「セルフコンパッションといえば、M.N.さん」と私の中では公式のようになっています。
すでに、今朝またバトルになりかけましたが・・・イラっと来た時に、「ん。いまのはへんとうたいすいっちの仕業。まてまて。深呼吸」と一拍おけるようになったこと(もしくは、考えるようになれたこと。おそらく100%実行はできないので・・・) ― 國井華子さん 秋田県在住
先ほどのM.Nさんや華ちゃんをはじめ皆様は、まさに、それぞれの学びの段階を踏んでいらっしゃいますね。
(ニューヨークライフバランス研究所 Instagramより引用)
この第2段階のConcious Incompetenceの時期が一番苦しいですね。
「わかっているのに、できない・・・。」ともすれば自分の無力さに苛まれますが、華ちゃん、一緒に実践していきましょう!
華ちゃんが私の講座に出た感想をブログに書いてくださいました。照れ臭かったけど、とても嬉しかったです。
まだ前頭前脳野が育っていない息子ですが、引き続きゆっくり待とうとおもいました。夫へに対しても、3ステップを意識するようになりました。3番目の行動面では、圧力をかけないことを肝に銘じています。
― Y.Sさん、大阪在住
今回の声かけは、思春期だけじゃなくて、いやいや期の子どもや、倦怠期?の夫婦関係にも有効です。この声かけを夫婦関係に使うことに着目されたY.S.さんの柔軟性と実践力には脱帽です。圧力ではなく、大阪人特有のユーモアを駆使して一緒に頑張りましょう!
息子との関係は今のところ、何の問題もなく、仲良く何でも話せていた、はずでしたが、そこには統制的な子育てのもと、息子が静かに従っていただけのところがあったのかも?!ということに気が付き、反省しました。前に学んだことを、見返したり、本を読んだりして、自分の子育てに組み込んできたつもりでいましたが、できてると思うことはしっかり見返していなかった…そして、今回、そこに気がつけました。やはり、しっかりベーシックから学び直します。 ―E.Mさん 東京都在住
「できていると思うことはしっかり見返していなかった」ことに気づかれるとは、ご自身に対する俯瞰力に驚きました。学んだことを実践し、子育てに活かしていらっしゃる証拠でもありますね。学びをアップデートされる向学心が実践の原動力だと感じました。E.M.さんは、笑顔がとても素敵なことがリソースだと思います。3ステップの声かけも笑顔でリクエストを試してみてくださいね。
淡々と中立的に事実や意見を伝えたつもりでも、相手が激情してしまうことがあるが、これは思春期脳がそうさせているのだから仕方ないと、相手を憎む気持ちをいかにして捨てようか、そちらの方向に気持ちがシフトするようになった。以前は、「なんだあの態度は!ったく、かわいくないなーーーー!怒」が100%だったのですが、50%くらいに減ったように思います。もうちょっと減らしたいところです。もしくは、そもそもそういった地雷を踏まないように、見守ったり、言うのをやめておいたり、物理的な距離をとったり、言うタイミングを改めたり、色々と工夫&実験してみようと思います。 ― 穂高さん 長野県在住
「子育ては、努力と根性ではなく、工夫とスキルです。」ということを私はニューヨークライフバランス研究所の学びで知りました。「色々と工夫&実験をしてみようと思う」とは良い感じですねぇ。実験には失敗がつきもの。失敗は成功のもとですね。
思春期前から、思春期がくるのが怖くて仕方がなかったのですが親が知識をしって対応することで無駄な一言を浴びせず済むので今のところ、穏便に家族みんなが過ごせています ―Y.Y.さん 千葉県在住
未知は不安を引き起こすことがあるので、「知っておくこと」が助けになる場合もありますね。思春期は私たち親も通り過ぎた道ですが、記憶はおぼろげで、忘れてしまっていることもあるようです。今回の学びも一助になれば、とても嬉しく思います。
講師へのメッセージにもたくさんお寄せいただきましたが、長くなるので、ひとつだけご紹介します。
本当に楽しく講座を受けさせて頂きました。かよこさんのツッコミで、たくさんの笑いがあり、学びと癒しが同時体験できました。また、カヨコさんご自身のご体験も、とても参加になりました。どうもありがとうございました。今後の講座も楽しみにしております。― R.I.さん CA在住
私もとっても楽しく、充実した時間でした。講座開講にあんなに及び腰だったのに「次はどの体験講座をしようかなぁ」と思案している厚顔無恥な私がいます。みなさんのあたたかいご声援の風を受け、得手に帆を揚げ、進んでいきたいと思います。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。出会いに心より感謝しています。
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