hold on
ファミリーDOGフォトグラファーのシカマキです。
吉祥寺・三鷹・武蔵境・西東京を中心に活動している、
あなただけの大切な日を、大切に撮影する、
来てくれる写真館、シカマキ写真館a.k.a Goodog Lifeです。
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やっと、犬まみれのインスタグラムで犬ブランドを発表できました。
https://www.instagram.com/goodog_life_shikamaki/
@goodog_life_shikamaki
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大々的にお披露目の予定でしたが、びっくりするぐらい通院と、そしてその後の出来事に対して耐え抜く事に忙しくなってしまいました。人生とは上手く行かないものです。まさに「ふんばった」1月でした。hold on!
最期に立ち会うことは、理想だけど、マストではない
最期に立ち会えたという話を前回のnoteで書かせていただきましたが、いくつか反響がありました。じつは皆様の愛犬を撮影しているときにもちらほらとお話を聞いたことがありますが
仕事から帰ったら、うちの子が亡くなっていた。
一人で逝かせてしまって本当に寂しかっただろうし、申し訳なく辛い。
想像を絶する状況です。扉を開けたときの衝撃、うろたえ、そして絶望。涙なくして想像が出来ない、むしろ想像するのも躊躇する状態であるが、オーナーさんのやるせないお気持ちをシェアすることで、少しでもそのオーナーさんが前を向けたら良いなと思って、お話を伺っています。
愛犬を見ていると、不思議と「犬」という存在で、私達に付いていないヒゲやら尻尾やらが付いているのに、ついつい同一の存在として見てしまいます。私にも尻尾がついている気まで起きてきます。
人間の想像力って凄いですね。この犬がまるで私と同じ身体を持って生きている気がしてきます。
しかし、彼ら、彼女たちは、動物です。
一人で最期を迎えることは自然なことなのかも知れません。
一人で逝かせたくないのは、人間の想いなんでしょうね。
実際、私は、闘病中にどの神社に出向いても
「苦しまないように。そして自宅で亡くなってほしい」と神に祈り続けました。なぜなら、病院に入院した際に、医師から聞かれたことがあります。
「蘇生をご希望ですか?」と。
これ、人間で言うところの、人工呼吸器につなぐのか?挿管するのか・・?という、例のアレですね。ドラマでビシッと「拒否します」というやつですね。
動物に関していえば、心配停止になったときに、蘇生を施せば、30分ほど生きている状態に戻せるとのこと※病院によって違うと思いますが。
つまり、病院の酸素室で亡くなった場合、飼い主が駆けつけるまでは生きている状態に保ってもらい、最期のご挨拶が出来る、ということです。
はじめは希望しましたが、途中から、希望を取りやめました。
そんな意識混濁している中で、私達と会えても、愛犬が苦しまないのだろうか・・?と。
最終的に私の祈りは通じ(やはり凄腕神社に頼んだだけあった)、私たちの目の前で最期を迎えてくれたのだが、これはこれで手放しで良かったとも言えず、正直言えば衝撃の体験でもあったので、
結局は、どんな状況でも、それが、その家族の「最善」だということなのだと思うのでした。
結局、寂しいものは寂しいし、トラウマになるし、やるせない気持ちは避けられない。
うちの愛犬は寂しがりやだし、最期まで諦めない頑固さを持っていたので、愛犬的には満足な最期だったと思います。もしこれが、大好きな飼い主が悲しむことを避けてあげたい!と願うような心優しい(うちの愛犬が優しくないという意味ではないのよ)子だとしたら、ひっそりと亡くなる事を選択していたのかも知れません。ママの涙は見たくない子だっているはずです。
私達を救った酸素室
自宅で最期を迎えるにあたって、ペット用酸素室をレンタルし、そのレンタル会社さんが本当に親身になって助けてくださったので、ここで少しだけご紹介させていただきたい。
株式会社ピコの手 さんです。
必要なものを逐一教えて下さり、細かく丁寧に、そして、私達の、疲れ切って殺伐とした気持ちをそっと優しく包んでくださった、そんな社長さん。
レンタルを返却するということは、基本的に、酸素室が必要なくなった、という良くない結果の末の返却になるのですが、色々とお話をしてくださって、勇気づけてくださった。私は泣いてばかりで、下ばかり見てしまいましたが。。
社名の「ピコ」は、亡くなった愛犬のお名前なんだそうです。病院で一人で亡くなってしまった。そんな子と、そんな飼い主さんを減らしたいという気持ちから、このお仕事を始められたそうです。
私達は、この会社の社長さんと、ピコちゃんのおかげで、救われました。
もし、酸素室を借りなければならなくなったら、一度、相談してみてくださいね。
最後に、ピコの手さんからの、ホームページから引用です。
https://www.picono-te.com/
動物たちにとってはご家族といっしょに過ごせることが何よりのお薬です。その意味では、私たちがご提供する在宅酸素は動物と飼い主様とをつなぐ重要な役割を担っていると考えております。
言葉を話せない動物たちの苦痛を少しでも早く取り除いてあげられるように、そして飼い主様が安心して笑顔でいっしょに過ごすことができるように、迅速な対応とわかりやすいご説明を心がけ、動物たちと飼い主様のお気持ちに寄り添ったサービスのご提供を大切にしてまいります。
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