テセウスの船、完走!全10回の感想を記録
日曜9時といえば、ドラマの人気枠と言われているようですが、私はこの枠のドラマをほとんど見たことがありません。去年家族が「ノーサイドゲーム」を見てたいそう盛り上がっていたので、何回かは見たというぐらい。
テセウスの船は、主人公がタイムスリップする物語ということで、これは絶対に早い段階で離脱すると踏んでいたいのですが、まさかの完走。毎度エキサイトしながら視聴していました。
▼ざっとのあらすじはこちら
■第1回目/上野樹里の無駄づかい
初回でいきなり上野樹里が亡くなってしまう衝撃。数々のドラマで主役をはる上野樹里が…!上野樹里の無駄遣い。どうしてだ!
タイムスリップの設定についていけるか不安だったが、何となく2回目も見てみたくなる。
■第2回目/未来人、すんなり馴染む
タイムスリップ先で、自分の生家に他人として乗り込み、すんなり受け入れられてしまうところに驚くも、そんな非現実的な設定がだんだん気にならなくなってしまうぐらいいろいろ起こる。未来からタイムスリップして引受先の家族も決まり(もともとは自分の家族なわけだが)、就職先まで決まるとは。心さん、恵まれ過ぎや。
■第3回目/平成32年か…
タイムスリップした主人公の免許証が平成32年。ドラマでは平成元年だが、拾った人はどう思っただろう。次々と謎の事件が起こり、佐野家以外の誰もが怪しい。
■第4回/上野樹里、再登場に歓喜
再び現代。上野樹里が再度登場してホッとする。さすがに1回で終わりはないだろうと。元の世界とは関係性に変化がある出会いだったが、再度結ばれそうな雰囲気。ただし佐野家は、やはり父親が冤罪で死刑囚、母親と兄が心中するという最悪の世界線。
■第5回/どれもこれも怪しいしこわい
整形して名前を変えた姉、その夫のみきお、更に養母のさつき、どれもこれも怪しいし、怖い。泣けるシーンになるとUruの主題歌が流れるのが、番組を盛り上げる。この曲がかかるシーンでは、ほぼ泣いてしまう。
■第6回/Twitter検索が習慣化
主人公と上野樹里の距離が縮まる。やはり。そしてついにみきおが真犯人の告白をするも、まだまだ終わらない感じ。車いすから降りて歩いた大人みきおが「ジエンドーーー!」と叫びながら主人公を刺しにかかるシーンでは、こちらも叫び声を上げそうになってしまった。番組視聴後「テセウスの船 考察」「テセウスの船 犯人」のキーワードでTwitter検索するのが習慣化する。
■第7回/少年みきおの演技がうますぎ
再び主人公がタイムスリップ。今度こそ佐野家を悲劇から救って欲しいと思いながら見るも、空回りする場面多し。犯人はみきお大人版本人からの告白により確定だが、共犯者は誰なのか。
■第8回/過酷なロケに納得
2度目のタイムスリップ後、大量殺人事件が起こる当日を迎える。お楽しみ会での惨劇を阻止しようと動き回る佐野親子。心さんは走り回ってばかりで大変だ。竹内涼真は「過酷なロケ」と言っていたが、本当にそうなのだろう。母・兄姉や父親が拉致されたり、再び父親が逮捕されたりと、またもやしんどい展開に。
■第9回/まだまだまだまだわからない。終わるのか?
そろそろ真犯人がわかってもいい頃だと思うが、ギリギリのところでやはりわからず。子役がめちゃくちゃうまい。鈴、みきお…末恐ろしいだろ、この子たち。「お父さんを信じたい!」の力強い鈴のセリフに思わず涙してしまった。このドラマ本当にあと1回で終わるのか?
せっかくここまで見てきたので、最後ぐらいは真犯人の考察を可視化してみようとiPadで手書きしたものをTwitterに投下。外から見た反応はそれほどでもないが、思った以上のインプレッション数で改めてこのドラマの人気ぶりを把握。
■第10回/最終回、澤部にすべてを持っていかれる
拡大版ということだったので、1/3ぐらいのところで真犯人が判明し、その後は連続殺人の謎を解き明かしていく展開になると踏んでいたが、2/3ぐらいのところまで全く真犯人がわからず。校長が一番怪しかったが、結局はせいやだった。お笑い芸人がこんな大役をやるとは…主人公が殺され茫然とする視聴者を置き去りに、現代シーンに。そこで我々が目にしたのは、主人公の兄設定のハライチの澤部だった。大人になった兄貴は、姉(貫地谷しほり)や弟(竹内涼真)とまったく違う路線の顔面だったのだ。全部もっていかれた。余韻を返してほしい。
3度目の現在パートは幸せな家族として暮らしていたし、再び上野樹里と結ばれることになって良かったものの、さまざまな謎は宙ぶらりんのまま。続きはParaviで見ろという。ぐぬぬ。なんとか無料期間内に伏線回収と謎解きを終わらせたい。
■まとめ
(1)押しのドラマが高視聴率を記録し、あちこちで取り上げられるのは本当に嬉しい。
(2)仮面ライダー俳優の出世は感慨深い。竹内涼真主演の仮面ライダードライブは、毎週息子と見ていた。