代表たけしげの業務日誌「つつがある日々」8月後半
2024/8/18(日)
原田ちあき個展のイベント、シルクスクリーン会の日。
アメリカ村の古着屋「腹の虫」さんとのコラボ企画で、ちあきのイラストの版や腹の虫のシンヤさんがデザインした版をお客さんの持ち込み生地に刷って、オリジナルのアパレルを作れるというもの。
これまでも何度かこういうイベントをやったことがあるけど、お客さんによって好みが全然違うので見ていて楽しい。そしてこういうイベントに来るだけあって、皆さんセンスがいい。
閉店後、関係者のみんなもそれぞれシルクを刷ってもらう。
私は腹の虫さんが用意してくれた古着の中から選んで刷ってもらうことに。植物の柄のおしゃれなTシャツがあったので、一目惚れしてそれに決めた。
版やインクをかなり悩んだ末、かなり細かいリクエストをして、こういうプリントにしてもらった。
決断力がないので、こういう一発勝負のものづくりの場面などで選択をミスってあとから後悔することが多いのだが、今回は断言できる。めっっっちゃ!!かっこよくできた!!!!!
2024/8/23(金)
あまみさんが登録した新入荷の商品を棚に並べたり、通販で売れたものをピッキングしたりして1日が終わる。
ギャラリーの展示が好評でお客さんがたくさん来てくれており、ありがたさでいっぱいだが、そうなると書店の業務がどんどん滞ってしまうのが積年の悩みだ。
一般的な「書店の業務」はざっくり書くと
・本を検品する
・販売できる状態にする(カバーかけなど)
・売り場に並べる
までだと思うのだが、シカクの場合はプラス
・通販ページを作る
・写真やレビューを登録する
・SNSで紹介する
も含まれる。ここの負担がかなり大きい。
一般書籍と違ってZINEは取扱店舗自体が少ないので、通販もSNSもマストなのだけどなかなかに大変だ。
というか独立書店の店主たちもクリエイターの友達もみんなSNSの投稿の大変さを嘆いているから、シカクに限らないな。
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シカクのひみつマガジン
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