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くだらない話2

子供の頃から変わらない癖がある。


夜更かしである。


小学生の頃は寝る前に、ひたすらA4のリングノートに自分のポエムを書き綴り、将来宇多田ヒカルのようなアーティストとして活躍する自分を夢みていたら0時を過ぎていた。


中学生の頃はいつでもハグリッドが迎えに来れるよう窓を開けつつ、暗い部屋でわざと目が悪くなるよう懐中電灯で照らしながら分厚いハリーポッターの小説を読み漁っていたら1時を過ぎていた。メガネかけたかった。


高校生の頃は特に話したこともない気になる男子のプロフィールやらブログやらを読み漁り、来る日もない恋人としての自分の日常を想像して、ひたすら悶々としていたら2時を過ぎていた。


そして大人になった今は、マッチングアプリで色んな条件を変えながら一般男性のプロフィールを読み漁り、その後BTSの動画や写真で口直しならぬ目直しをして、来るはずもないキムテヒョンとのラブラブな生活を思い浮かべていると、最低3時は過ぎている。


ここまで書いておいて、私の子供からの癖は夜更かしではなく、寝る前にひたすら妄想に耽ることだと気付いた。


10年後の私はどんな妄想耽りながら、夜を越すのだろうか。


1人寂しくムーミンのぬいぐるみに囲まれながら床に就く自分の将来を妄想しながら、今日は眠る。恐らく3時過ぎに。



以上です。



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