ここへと

おいで と呼んだら やってきた

君のフェアリー

僕のライダー


来てくれて ありがとう

はじめまして

もしかしたら、お久しぶりです


小さい 君たち

と、僕

素直に触れ合えるだろうか


匂いは わかる

光も 感じる


おかしいな

なにか 言っているね

なんて 言っているの

なぜだろう 聞こえない

わからない


もっと こっちへ

はっきり 聞かせて


小さい 細い 淡い

君たちとのそれが消えてしまうことを怖れて

素直から逃げて ずるいことばかりしている僕の

ふるえてやまない不安を


ちょうどよく 抱きしめて

静かに止めて


そして 愛してほしい

そんな素直は わからない


フェアリー、ライダー、


君たちを おしえておくれ

僕を おしえておくれ