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インスタblog 「実験風景」-くるくる回るドラムと思考-

鹿皮紙を作る試作時の風景写真

薬品を皮の重量比で計算し量っている

前職では薬品を扱う仕事をしていた

まさかこんなカタチで役立つとは思わなかった

ドラムにて石灰漬けしてから毛を溶かす作業


馬がけして皮に毛根が残っているかやフェノールフタレインでphを確認している

野生ゆえに鹿の毛は中々に除去は難しい

毛が保温機能を高めるためパイプ状になっているからだろう

実験場の周りにある工事で加工してもらいに行く


廃液処理等や集まっていた方が効率が良いため、皮革を作る工場群は一地区にまとまっている

歩いて行ける距離にあるため、ポリバケツに鹿皮を入れて台車を押し加工をお願いしにいく(もちろん事前にお願いしている)

今回は生漉きに出しに行くところ

生漉きとは、革漉きと違いプルプルした生の皮を漉いてもらうこと。水を流しながら皮に熱が入らない様に、皮が滑るように作業する

2022/9/16

鹿皮紙プロジェクト代表 カワダ シュウジ


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