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河童的な何かとの遭遇2

ヒマを持て余していた少年の夏休みのお話です。

河川敷でその日に知り合ったグループのやんちゃに誘われて

子供だけで川遊びをすることなった経緯は前回の通り。

「今度はもっと深いところに行ってみようぜ」

しまった。
自分の大人しい友達グループメンツが帰ってしまい、帰りそびれてしまったことを後悔した強く瞬間だった。

顔を見合わせたのはやんちゃグループ側で残ったチビの色白1人だけ
いまはキミが仲間らしい
でもチラリと笑顔が見えた気がするのは
きのせいか

やんちゃはそう言うと川岸から腰を上げてそそくさと
ビーチサンダルを脱いで、なぜかきちんと川岸にそろえ
ザブザブと川に入り始めた

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