食品添加物有害説とカルトって何が違うん?
デザインフェスタでも話題になりました、無添加のデスマフィン…
私は出展していたのですが、割と近くのブースだったのでヒヤッとしました…( ˙-˙)
ということで話題に乗っかるつもりで本日は食品添加物について書いていきます!
「これは添加物なんて入ってない、天然の素材を生かしたソーセージなの!!〇〇さんにもオススメよ〜!!」
仲良くなった人がある日こんなこと言い始めたらどうしますか?
いわゆる自然派さん達ですね
怖いですね
なぜ私が怖いと感じたかといいますと…
化学をかじっているのでこの発言の恐ろしさが素人知識ながら分かる気がするからです、そう、気がするだけです
ガチもんの素人なので……
うるせぇ!!化学科卒でも成績は下から数えた方が早いんだよ!!
。・゚・(*ノД`*)・゚・。
ほんっっっとうにギリギリで卒業出来たんだよ!!!( ゚д゚)クワッ
まあ、私の成績の話はどうでもいいのです
本題は「食品添加物は有害なのか」についてですね
話題が大きく脱線しました…
まず、食品添加物といっても色々ありますよね
人工甘味料、防腐剤、着色剤…
しかし、私は食品添加物有害教信者ではないので、どんな添加物が「有害!」「危険!」とされているのか分からないのでGoogle先生を頼ってみました!
Google先生でなるべく香ばしいブログのようなものを漁った結果、
「亜硝酸ナトリウム」
が1番嫌われているようでした
(あくまで個人がざっと調べたかんじです…)
そのため、添加物の中でも亜硝酸ナトリウムに焦点を当て、本当に危険なのかを考えていきます!(`・ω・´)フンスッ!
バリバリゴリゴリの私の偏見ですが、無添加崇拝者はハム、ソーセージ、あとはクッキーなどの焼き菓子に群がる傾向がありそうですね……(;´・ω・)ウーン・・・
今回の主役、亜硝酸ナトリウムはそのハム、ソーセージなどの肉類。
チーズやバターなどの乳製品、また、魚肉など、幅広く使われている「発色」
「防腐剤」として使われております!
普段の食生活でこいつを避けようとすると難易度が非常に高いですね…
真っっ白なウエディングドレスでカレーうどん食べるぐらいの難易度と緊張感レベルですよこれ…
じゃあ実際、亜硝酸ナトリウムがどのようにディスられているのか見てみましょう!
「発がん性がある!!」
「毒性が強い!」
なんだろう……
もうちょい詳しく主張してもらってもいいですか……?
あぶねぇ
ひろ〇きになりかけました(´-ω-`)
毒だ!がんになるぞ!という主張しか見られなかったので私の毒性学知識(クソ独学)からみて考えていきましょうや
なのでここからは小難しい説明コーナーです!
難しい説明いらん!!読んでられっか!( ゚д゚)、ケッという方は説明のところはすっ飛ばして貰ってもOKです!
それでは楽しい楽しい毒物のお時間です(ΦωΦ)フフフ・・
まず、毒って何よ?ってところから入りたいところですが…
そこから入ると書籍ぐらいの長さになりそうなので別の記事で解説します!
とりあえず「どんなものでも量次第で薬にも毒にもなる」ということを頭の片隅にでも置いといて貰えると内容もクソ難しくはならないかなと思います!!
毒=量
超完結に言うとこれです!
例えば、塩
塩が含まれるものを食べたり飲んだりしたことが無い人!挙手!!
いや、普通いないわな、いたら教えてください、まじで
この塩も普通に食事に含まれている分には必要な栄養素として活躍してくれますよね
ですが、一気に大量の塩を取りすぎたらどうなりますか……?
小さい頃、私は自分で試したことがあるのです…
スプーンに2杯分の塩を一気に食べました!!!!
すげぇ気持ち悪くなりました!!
アホですよね!!!!!
アホだろ!
だってどのぐらい塩ってとったらやばいのか気になったんだもん!!
知識欲には勝てねぇよ!!
はい、当時こういうアホなことばっかりやってました
確か小学校低学年だったと思います
良い子はマネしないでください
いや
良い子じゃなくてもマネすんな!!危険だから!!
話題がまた脱線しましたが、適量とるなら必要な栄養素も大量に取ると下手すりゃ死にます
これが「毒=量」の考えです
毒についてさらっと解説するつもりがこんなに長くなるとは……
いやほんと、もっと厳密にいうと書籍レベルって言ったやんか
誇張したわけちゃうで…
はい、そんなこんなで置いてけぼりを食らっていた亜硝酸ナトリウム君、やっと君の出番です
ごめんな…今回の主役なのに…ごめんて…
こっから先めっちゃ解説するから許してや……
亜硝酸ナトリウム、こいつは毒か?
今までの説明を読んできたアニキ、アネキ達はこの質問形式に
「ん?」
と思うのではないでしょうか?!
そうです!!毒かどうかは量で決まる!!
だからどのぐらいで毒になるのか分からないから答えられない!!
こう回答したアニキアネキ達!素晴らしい!100点満点サロメ嬢です!
亜硝酸ナトリウムとは、発色剤の他にも防腐剤としても利用されているとさっき書きました
発色はまあ、見ての通り色を鮮やかに見せるためですが「防腐剤」こいつはとんでもなく重要な役割です
ソーセージやハムなどの肉をそこら辺に置いといたらどうなります?
腐りますよね…何当たり前のこと聞いとんねんって話ですが…
しかし、この肉類に湧く菌、こいつらはかなーーーりヤバめの菌なのです…
1番やばいのの筆頭としてはボツリヌス菌ですね…
食べたら死ぬよ♪というのが当たり前なヤツです
これらの菌を防いでくれるって…亜硝酸ナトリウムくん!凄ない?!
ですが、亜硝酸ナトリウムを成人男性が2g摂取したら死に至ります
やっぱ恐ろしいやん!!!!!
と思いますよね…?
じゃあ亜硝酸ナトリウムは本当に危ないの?という疑問が改めて出てきてしまいます…
そんな時こそ毒=量の考えです!
「どのくらいの量をとったら毒になるのか」を表した単位は色々区分けされて複数あるのですが、ここでは割愛します!
(記事がとんでもない長さになるので……)
そもそも、さっきの2gで死ぬよ!というのはあくまでも「亜硝酸ナトリウム単体を一度に摂取したとき」の場合です
防腐剤として利用してもOKな量、すなわち安全に食べてOKな量というのは決まっていて1kgあたり70mgです
と聞くと安心しません…?
1kgの肉で70mgですよ?!
更に安全性と毒性はちゃーーーんと調べられております
亜硝酸ナトリウムを1日に摂取していい量というのは0.06mg!
このへんを考えて分量を決められております
しかもこの0.06mgは毎日3食ずーーっと摂取したらやばいよ
という目安です
なのでこのシチュエーションになった場合は亜硝酸ナトリウムではなく、別の理由で健康被害が出そうですね…ww
ということで
結論:めっっっちゃ安全
です
自然派さん、科学ってすげぇんだぞ……?
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