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ちびっこ家庭の「おうち防災」(5/8)

~おうち防災シリーズ目次~

1回~おうち防災ってなに?~

2回~おうち防災おすすめ品1 電源不要でひかるもの~

3回~おうち防災おすすめ品2 子連れは親の手ふさがる問題~

4回~おうち防災おすすめ品3 おすすめランタン~

その寝室のタンス、大丈夫?

黒澤さん「阪神淡路大震災で亡くなった人の原因
圧死が圧倒的に多かったのはご存知でしょうか?」

え!?そうなんだ…!知らなった…
ちなみに国土交通省・近畿地方整備局のソースもみつけたのでペタリ

熊本地震で被災した義母がこぼしていた話

黒澤さんのお話を聞いていた時、ふと思い出しました。
熊本県在住の義父母が熊本地震で被災した時にこぼしていた話を。

当時、震源地からわりと近くに住んでいたこともあり余震の怖さにしばらく義父母は車中泊をしておりました。
安否を確認するために電話をこまめにしていたのですが、その時お義母さんがこんなことを言っていました。

お義母さん「家は物が倒れたぐらいで幸い私達はケガもなく大丈夫だったんだけど
余震の度に寝室の大きなタンスが揺れてね…
とても怖くて寝室じゃ寝れないから車内に避難したのよ…
あちこち痛いけど家具が倒れてくる方が怖いしねぇ…」

ちらっと見たことある寝室にあったタンスは
とても大きく、着物とか入れられる重たそうな立派なタンス。
あれが余震のたびにグラグラとするそうで…

それはさぞ怖かろう…とても安心して眠れないだろう…と思ったことを思い出しました。

確かに寝ている時にあんな大きなものが倒れてきたら逃げ場なんてないものね…
圧死せずとも入口をふさがれてしまったら逃げることもかなわないかもしれない。

黒澤さん「寝室にタンスを置かないでくださいって言うのは簡単ですが、そうも言ってられないですよね…
じゃぁ洋服はどこにおいたらいいの!?ってなりますし…
そこで!私がおススメするのはプラスチックの衣装ケースです」

おぉ…!プラの衣装ケース!

こんなオーソドックスなやつとか(おおむねひとつ3キロぐらいみたい。軽いな!)

これとかなら見た目もいいなぁ(重さも7キロだからいざというとき大けがはしなさそうかなぁ)

今はこんな可愛いのもあるのか~子供部屋とかによさそう

黒澤さん「プラの衣装ケースなら軽いので、万が一倒れてきても大けがしづらいですし、扉がガラス窓とかでもないので倒れてきてガラスが割れて危ないということも少ないです。
大地震の場合、余震が続くと思うので積み上げるタイプの衣装ケースなら積まずに低くしておけばより安全ですし
しばらく寝室から出しておくことも容易です。
壊れてしまった時も安いのでお財布の打撃も少ないです。
ただでさえ緊張して眠りづらくなるので、少しでも安心して体や心が休める場所を1つは作っておいて欲しいな、と思います」

確かに…
義母も「大きな地震でただでさえ気が休まらないのに
余震でそうとう削られて日に日に疲れがたまっていく…」と言っていたから
せめて安心して眠りたいよねぇ…

黒澤さん「もちろん今お持ちの家具に転倒防止器具など取りつけておいてほしいのですが
挟むタイプの防止器具は余震で少しずつズレてなにかの拍子に倒れてくる…なんてこともあるので
ゆるくなったり外れそうでないか確認を定期的にしておいてくださいね。
怖いな…と不安のご家庭はプラの衣装ケースも頭の片隅入れておいて頂けたら!」

我が家に帰って考えたこと

とりあえず、我が家は今寝室に胸丈ぐらいのタンスと
メタルラックに娘ふーみんのお洋服がかかってます。
うーむ…これをいきなり撤去して衣装ケースに移行するのは
ちょっと難しいな…と思ったので転倒防止策を強化することにしました。
ちなみに賃貸なので壁に穴を開けて家具と固定するのはちょっと…なので
こういったタイプを設置してみました。

あとメタルラックはカーテンレールとつなげてみたり…
こっちはもうちょっと考えなければなーと思ってます。
せめて人間の寝る位置をふーみんから離れた所におきました。

いずれ引っ越しとかした際には寝室には物を極力おかない
衣類はプラの衣装ケースにしよう!とオット君と話し合いました。

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