『勇み足』 オレはいつでも前のめり 何人たりともオレの前は走らせねぇ とにかく前に進み出す 何でもかんでも先走り 横パスなんてありえない フライングだってしょっちゅうさ 失敗だってあるけれど これがオレの生き方だ 前だけ向いて生きていく ~詩人ぐらし~ 【解説】 いつも勇み足で失敗ばかりする息子を少しディスりながらも、そのままで行けと後押しするために作った詩。とにかく根拠もなく前のめりで攻めの姿勢の君が好きだから。
『まいっか』 ボクは魔法の言葉を持っている 楽しみだった遠足が雨で延期になった時 散々泣いたその後に 魔法の言葉を言ってみる まいっか まっいっか まぁいいか そしたら次に進み出す 次の遠足何着て行こう ボクは魔法の言葉を持っている 親友だと思ってたアイツにムカつく態度をとられた時 散々怒ったその後に 魔法の言葉を言ってみる まいっか まっいっか まぁいいか そしたら次に進み出す 今度アイツと何して遊ぼう ボクは魔法の言葉を持っている 大事な試合に自分のミスで負けてしま
『正々堂々』 正々堂々が嫌いだ 自分が正々堂々としていないから 正々堂々としている人は嫌いだ そのドヤ顔が鼻に付くから 正々堂々とはしたくない 常に隙を狙っていたいから 正々堂々を求める人には騙されない 常にそれは強者の理屈だから 正々堂々とは戦えない 生まれついての弱者だから 正々堂々としてる人とは戦わない 万事整え待ち受けているから 奇策を弄し、姑息な手段で勝ちを狙い 影に隠れて、ヒラリとかわして逃げていく 密かに闘志を隠しつつ、影から裏を狙ってく それが弱者の戦
『私は菩薩』 私は菩薩、菩薩様 滅多なことでは怒らない 人のわがまま受け止める 静かで優しい菩薩様 私は菩薩、菩薩様 いつも愛で溢れてる みんなに愛情ふりそそぐ 大きく暖かい菩薩様 私は菩薩、菩薩様 たまには天罰起こすけど 後のフォローは怠らない 強くて賢い菩薩様 そんな私でいたいから お前ら態度に気をつけろ ~詩人ぐらし~ 【解説】 いつもニコニコしていて、人の話をよく聞き、どんなことでもまずは相手を受け入れる、対外的には包容力のある菩薩のような妻ですが、ひとた
『中国人』 見た目はほとんど変わらない いつでもどこでもそこにいる 話す言葉が違ってる 他はそんなに変わらない みんなでぞろぞろ歩いてる ふたりで仲良く手を繋ぐ 家族で楽しく笑ってる 大陸からの訪問者 日本を好きになって欲しい 日本の良さを知って欲しい 色々見て 色々楽しんでいってください いい思い出を作ってください ~詩人ぐらし~ 【解説】 コロナ前の話ですが、街中でも、観光地でも、どこにでもいて、少し声が大きめな中国の人を見ていて感じたことを詩にしました。みんな日本
『焚き木の一生』 はじめはなかなか火がつかない 周りの炎にあたためられて だんだんだんだん熱くなる そのうち中まであたたまる いらない水気が蒸気となって しゅんしゅんしゅんしゅんあふれ出す いきなりぼっと火がついた みるみるうちに広がって メラメラメラメラ燃えていく 熱は周りに伝わっていく 炎は大きくなっていき どんどんどんどん燃え盛る やがて形は崩れ出す 熾火となって役立ちながら チロチロチロチロ燃え続ける そして最後は灰となった 周りの熱さを味わいながら フワ
『私のヨガ』 私のヨガをやりましょう 他の誰のものでもない 私のための私のヨガ 呼吸を感じてみてください 鼓動を感じてみてください 身体を感じてみてください 手足を感じてみてください 私の深さで呼吸して 私のペースで鼓動して 私の速度で脈をうち 私の長さでそこにある そんな私を感じつつ 私のヨガをやりましょう他の誰のものでもない 私のための私のヨガ ~詩人ぐらし~ 【解説】 スタイルや体の硬さで引け目を感じながらヨガをしていた妻を励ますために作った詩。 人と比べることを
『PKキッカー』 オレはいつでも手を挙げる これからだって手を挙げる 手を挙げないのは 批判を受ける覚悟のない奴だ オレは手を挙げ挑戦し 失敗したら批判を受け 成功したら称賛される 失敗しても手を挙げる これからだって手を挙げる 手を挙げないのは 失敗する勇気のない奴だ オレは手を挙げ挑戦し 失敗したら批判を受け 成功したら称賛される ビビっていても手を挙げる これからだって手を挙げる 手を挙げないのは プレッシャーを楽しめない奴だ オレは手を挙げ挑戦し 失敗したら批判
『愛しのティラノ号』 ゴミ捨て場からやってきた そいつの名前はティラノ号 いくつかパーツを組み合わせ 新たな命を生み出した 青いボディを光らせた オレの相棒ティラノ号 幾多の難関乗り越えて 琵琶湖も一周まわったな 気高きオブジェをたずさえた 冒険野郎ティラノ号 電動なんかに負けてない マウンテンバイクよりもカッコいい お別れの時がやってきた オレの愛しのティラノ号 どこかの誰かにもらわれて 不死鳥のようによみがえれ いつかは別れが来るものさ 街で青い自転車見れば思い
『オレのポエム』 オレのポエムは適当だ 正しいことなんて言ってない 思いつきで作ってる 説教くさくなっていく いろいろたくさん詰め込みすぎる だんだんクドくなっていく 考えもコロコロ変わってく 後で見ると恥ずかしい でも、コレが今のオレ オレの想いそのものなんだ ポエムはオレのパッションだ これが「オレのポエム」 ~詩人ぐらし~ 【解説】 家族から「詩がくどい」「説教くさい」などと煙たがられ、「そんなのは詩ではない」とまで言われたので、対抗して作った詩。 言葉にしてみ
『ちちの偉大さ』 ムカムカ腹が立っている 怒りが収まりきれないでいる メソメソ悲しい気持ちになっている 悲しさが溢れている クヨクヨ思い悩んでいる 同じ思いから離れられないでいる 楽しい気持ちに戻れない 明るい笑顔が作れない 街行く人を見ていると 大きなちちが目に付いた 楽しい気持ちが湧き出した 明るい笑顔が溢れ出す ちちは偉大な力を持っている ~詩人ぐらし~ 【解説】 夫婦喧嘩でさんざん痛めつけられて家を飛び出したあと、街を行き交う見知らぬちちに救われた男の詩です
https://twitter.com/7PEaJFC2e0o5aZu/status/1318868764222386176?s=09
『もっと簡単、シンプルに』 そもそも物が多すぎる 片付かないな、なんでだろう 収まり切れる場所がない そもそも物が多すぎる そもそも予定が多すぎる 忙しいな、余裕がないな 次から次へとやることばかり そもそも予定が多すぎる そもそも物事、複雑すぎる 上手くいかない、続かない 難しい事はミスもするし続かない そもそも物事、複雑すぎる 見直していこう、考え直していこう もっと簡単に、もっとシンプルに 当たり前のことが当たり前に続けていけるように ~詩人ぐらし~ 【解説
『やっぱりSBやるべきだ』 あれからいろいろ考えたんだ 君の気持ちもわかってる 君にはストライカーがよく似合う でもね でもね だけれども やっぱりSBやるべきだ 一所懸命やるべきだ これから先色なことが起こるんだ やりたい事と違うこと ありたい姿と違うこと でもね でもね だからこそ やっぱりSBやるべきだ やれる幸せ噛みしめながら 今やれることをやっていくんだ やりたいことを勝ち取るために ストライカーを勝ち取るために そして そして その先に SBやったその
『お誕生日おめでとう』 お誕生日おめでとう 今日ボクが生まれて、 おかあさんが誕生したんだね お誕生日おめでとう 今日ボクが生まれて、 おとうさんが誕生したんだね お誕生日おめでとう 今日ボクが生まれて、 おじいちゃんやおばあちゃんが生まれたね お誕生日おめでとう 今日ボクが生まれて、 この世界が誕生した ボクが生まれて来たことで、 いろんなものが生まれたね いろんなものに囲まれて ボクはこれからも生きていく お誕生日ありがとう ~詩人ぐらし~ 【解説】 誕生日だから
『電車が来ない』 電車が来ない どうしたんやろう 今日は仕事で遅くなって疲れてるのに さっきからずっと待ってるのに全然来ない まだ晩ご飯も食べてないのに、勘弁してよ 電車が来ない どうしたらええねん こんなことなら阪急にしとけばよかった さっきから何度もアナウンスはあるけれど 結局全然こおへんやん、はよ来いや 電車やっと来た うわ、めっちゃ混んでるやん しかも、乗ったはいいけど進めへん 今日は最悪 無事に帰りつきますように ~詩人ぐらし~ 【解説】 珍しく残業で遅く
