見出し画像

「深夜2時のサンタ業務」

メリークリスマス!!

昨晩はワイン片手にTVerでM1を見ていて、気づいたら25時を過ぎてしまっていました。たくさん笑ったし、なにより眠い。しかし、このままサンタ業務を寝ブッチするわけにはいきません。なぜなら期待と責任を背負っているから。

というのも、娘たち(9歳と5歳)からは、かねてより「プレゼントは24日の夜、私たちが寝静まってから、枕元に置いてね。わかりやすいようにタオルを敷いておくから、その上に置いて。わかった?」と口を酸っぱくして言われていました。万が一にでも忘れようものなら、彼女たちの落胆ぶりと、私の父としての威厳の失墜が目に見えています。

さらには、妻(中国四川省出身)からも中国語で何を言われるかわかったものではありません。ここだけの話、こういうシチュエーションの時にはどんな中国語が飛び出すのだろうと思うと、語学に対する知的好奇心がうずいて少しワクワクしましたが、さすがに優先順位が狂っているので、サンタ業務を遂行する方を選びました。

とはいえ、娘たちがサンタクロースの存在を信じているのかといえば、全くそんなことはないです。この種の寓話的なものに対しては、かろうじて長女がホグワーツからの招待状を心待ちにしているくらいで、ことサンタクロースの存在に関しては、ふたりとも生まれつきと言っていいくらい、物心ついた頃からずっと懐疑的。

「サンタクロースの存在を否定するわりには、存在を前提としたワクワク感は享受するスタイルか」と思いましたが、あまり長いツッコミを早口で言うと聴き取りづらくなり、もう一度ゆっくり説明する羽目になるので、そっと心の中にしまいこみました。

何はともあれ、置き配、置き配!AMAZONの段ボール箱をビリッと破り、ギフトラッピングされたプレゼントをサッと取り出し、指定された場所にピタッと置くだけの簡単なお仕事。

そういえば、AMAZONからの配達自体も20時過ぎに玄関前に置き配されていたな。どこのサンタさんもギリギリで頑張ってるんだな…と思ったのが、夢の中だったのか、うつつだったのかはわかりません。

そのまま、すっと、水のように眠りに落ちたのが深夜2時、泥のように起きたのが朝7時。子供たちは早速、2人でカードゲームに興じていました。

結局、私にとっては、家族の笑顔が一番のクリスマスプレゼントです。石井理です。

それでは皆さん、今年も残り少なくなりました。

どうぞ良いお年を

いいなと思ったら応援しよう!

石井理(まなびのクリエイト代表)
チップはすべて教科書の制作に使わせていただきます。