《建築のデザイン》妹島 和世
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妹島 和世
名前:妹島 和世(せじま かずよ)
生没:1956年 -
受賞:吉岡賞(1999年)、日本建築学会賞(1998年、2006年)、ベネツィア・ビエンナーレ金獅子賞(2004年)、ショック賞(2005年)、日本建築大賞(2006年)、プリツカー賞(2010年)、村野藤吾賞(2015年)
所属:SANAA、妹島和世建築設計事務所
妹島 和世(せじま かずよ、1956年10月29日 - )は、茨城県出身の日本の建築家(一級建築士)。横浜国立大学大学院都市イノベーション学府Y-GSA教授、ウィーン応用芸術大学教授、ミラノ工科大学教授、大阪芸術大学客員教授、日本女子大学客員教授 を務める。プリツカー賞、日本建築学会賞、日本建築大賞他多数受賞。SANAAを西沢立衛と共同で運営する。
SANAA(サナア、Sejima and Nishizawa and Associates)
妹島和世(せじまかずよ)と西沢立衛(にしざわりゅうえ)による日本の建築家ユニット。プリツカー賞、日本建築学会賞2度、金獅子賞他多数受賞。2013年、棚瀬純孝、ユミコ ヤマダ、山本力矢をパートナーとした。
略歴
1956年
茨城県日立市に生まれ育つ。父は日立製作所の技術者で、幼少期をその社宅で過ごした。
1979年(23歳)
日本女子大学家政学部住居学科卒業
1981年(25歳)
日本女子大学 大学院家政学研究科 住居学専攻修士課程修了。同年、伊東豊雄建築設計事務所に入所する。在籍時には東京遊牧少女の包、神田Mビルなどを担当する。
1987年(31歳)
妹島和世建築設計事務所を設立し、独立する。
1988年(32歳)
鹿島賞(SD Review 1988)受賞。
1988年(32歳)
東京建築士会住宅建築賞特別賞受賞。
1989年(33歳)
第6回吉岡賞受賞。
1992年(36歳)
JIA(日本建築家協会)新人賞受賞。
1995年(39歳)
SANAAを西沢立衛と共に設立する。
1995年(39歳)
ケネス・ブラウン環太平洋建築賞受賞。
1998年(42歳)
日本建築学会賞受賞。
2002年(46歳)
American Academy of Arts and Lettersアーノルド・W・ブルンナー記念建築賞受賞。
2002年 (46歳)
ザルツブルク建築賞ヴィンセンツオ・スカモッチ賞受賞。
2004年(48歳)
ベネチアビエンナーレ国際建築展金獅子賞受賞。
2005年(49歳)
ショック賞(視覚芸術部門)受賞。
2005年(49歳)
第46回毎日芸術賞建築部門受賞。
2006年(50歳)
日本建築学会賞2度目受賞。芸術選奨文部科学大臣賞受賞。日本建築大賞受賞。
2007年(51歳)
王立英国建築家協会国際研究奨励賞(IFRIBA)授受。
2010年(54歳)
プリツカー賞受賞。フランスの芸術文化勲章オフィシエに叙される。
2010年(54歳)
第12回ベネチアビエンナーレ国際建築展ディレクターを務める。
2012年(56歳)
英国王立芸術大学(Royal College of Art)名誉博士(建築学)。
2013年(57歳)
銀の定規賞受賞。シュツットガルト大学名誉博士(建築学)。
2015年(59歳)
村野藤吾賞受賞。American Academy of Arts and Letters 外国人名誉会員。
2015年(59歳)
政府が海外主要都市に創設する日本の対外発信拠点「ジャパン・ハウス(仮称)」の有識者諮問会議メンバー(建築分野)に選出される。
2016年(60歳)
オックスフォード大学名誉学位授受。紫綬褒章受章。
2022年(66歳)
第33回高松宮殿下記念世界文化賞建築部門受賞。
主な作品
森の別荘(1994)
岐阜県営住宅ハイタウン北方(2000)
ディオール表参道(2003)SANAAとして
金沢21世紀美術館(2004)SANAAとして
すみだ北斎美術館(2016)
2014年7月に着工。 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)で、地上4階・地下1階建て。建築面積は699.7平方メートル、延床面積は3,280.4平方メートルで、最高高さは21.9メートル。2016年(平成28年)11月に竣工。
建物の外壁はアルミパネルで、周りの様々な風景が映り込み、周辺の風景に溶け込んでいる。アルミパネルには、スリットが入り、四方からアクセスできるようになっている。
大阪芸術大学アートサイエンス学科棟(2018)
映画
ホンマタカシ監督『建築と時間と妹島和世』
建築家・妹島和世が手がけた大阪芸術大学アートサイエンス学科の新校舎、その構想から完成までの3年6か月という時間を、写真家・ホンマタカシが追ったドキュメンタリー映画。
まとめ
SANAAが設計した石神井にあるアパートメントが以前空きが出てきて、「すごいうちだなぁ」と思ったことがありました。
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関連書籍
妹島和世+西沢立衛読本―2024
妹島和世+西沢立衛読本―2013
参照
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