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言葉が出ない


いえいえ、疲れるってほど仕事してませんよ。
って返事したくなる。
書く前に出る薄鼠色のnoteからのメッセージ。
note10日目。
(本当は11日目)


言葉が出ない。

「こういうことを示す言葉なんだっけなぁ」
「この漢字が入った言葉でこういう状況をうまく表現する言葉あったよなぁ」

こんな風にぐるぐる考える事が多くなっている。

もどかしいのと恥ずかしいのと苛立ちで本当に情けない気分になる。

痒いしポツっと赤い噛まれ跡があるから
たぶん蚊がいるのよ、間違いなくいるはず。
なのに姿も羽音もないし見つからないのよ。

こんな感じ。

モヤモヤするよねぇ。


中学生の頃、母の本棚にあった「ペン字国語辞典」みたいな名の辞典をこっそり自分のものにして重宝させてもらっていた。
本格的な国語辞典ほど細かくない、熟語ばかりで言葉の数も少ないから、ササッと調べられるのが最高に使いやすかった。
最終的に表紙と裏表紙、背表紙が剥がれてしまうまで使った気がする。ボロボロだけど便利すぎて捨てられない状況も1年や2年ではなかったと思う。

今は中学生でも辞書を使わない時代みたいだ。それなのに、今風のボカロ曲には見たこともないような漢字の熟語や、あまりに文芸的な昔言葉が並ぶのはどうしてなんだろう。

メジャー熟語の合間に参照程度に出てくる、もしくは挿絵の注釈に使われる難読漢字にときめくのがワクワクしてたまらなかったけれど、
今ごろはどこからその種を拾ってくるのだろう。

大字、小字も
字も読めない中2の息子が、
流行り曲のテロップの「痣」を発声している。

言葉も出んよね。



あざな

あだな
いつの間にか混同したりしちゃってたりして。

そういえば、最近、あだ名なんて使わないものね。

noteのおかげで今日知ったことが2つ。

諸葛亮孔明の諸葛が姓で、亮が名(諱)で、孔明が字ってこと。
まだ、いまいち姓+名+字の関係は分かっていない…

それから、
あだなは「婀娜名」から変形していったって話。婀娜は艶めかしく美しいことで、転じて婀娜名が浮き名の意味になったこと。
いまでは、渾名とか綽名と書くそうだ。
そして「渾」も「綽」もなんのことやらわかってないけど。

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