他者視点のアンテナをはろう【読書記録*本物の気づかい】
3項目要約
気づかい=相手に対する愛情、思いやり、感謝の気持ちをあらわすこと【気づかいの定義】
相手に喜んでもらいたい、幸せになってもらいたいと考え、行動している人は成功する【何をしたらこの人は喜ぶか?のアンテナをはる】
少しずつ感じがいい瞬間を積み重ねる【信頼感をもたせる】
読書感想
【ビフォー】気づかいのできる人間になりたい。どのような点に気をつけて行動することがよいのか知りたい。
【気づき】
相手目線で考え、相手の喜ぶことを行動する=気づかいになる。自分がされたら嬉しいことと、相手がされたら嬉しいことは異なることを頭に入れておかなければならない。例えば、贈り物をするときには、相手の家族構成、食事や趣味、荷物にならないかなども含めて考える。また、その贈り物にしたストーリー(なぜそれを選んだのか?)を伝えることも重要である。
私は人と会った後に、「あれは言い方が悪かったな」「これをできたらよかったな」と反省することが多い。それはまさしく気づかいの手抜きだったのであろう。相手を大切に思う気持ち・行動には後悔なくしていきたいものである。
本書は気づかいをしたい、人間関係をよりよくしたい人におすすめしたい自己啓発本である。しかし、あまりに人を気にしすぎたり、人の行動が気になってしまったりする人にはおすすめできない。それは、人のことを考えすぎて反対にストレスになる可能性もあると考えたためである。できるところを少し気をつける、一つ行動してみるくらいの気持ちで読んでもらいたい。人はみんな違うものだという考えは忘れないように。
【TODO】
つながっていたい人に連絡する。
相手を勇気づける言葉、希望をもたせる言葉、焦らせない言葉を集める。
まとめ
気づかいは、相手視点で先回りして考えること。そして、日々それを習慣にして気づかいのタイミング(最適な時間)を身につけよう。意識することで、相手の感動の深さを変えられる。
書籍情報
井上裕之, 本物の気づかい, ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2020