10年前から、超有名元プロサッカー選手と遠縁になってたことを最近知りました|西原拓夢選手(プロサッカー)を応援しています
「お姉ちゃん、1ヶ月前に結婚したから。だから、今は、⚫⚫⚫って姓になってるから」
母から電話が掛かってきて、突然、そんなことを告げられた。
親戚付き合いが元々極端にない家に育ち、数年単位で実の姉でさえ連絡をとることもなく、疎遠になりつつあったが、事前連絡もなく、すでに入籍を済ませていたこと! それも、1ヶ月も前に! しかも、本人の口からの報告でないこと!
いろいろ驚きと呆れがあまりに大きすぎて
「⚫⚫⚫と同じ響きの姓で、Jリーグやワールドカップや海外の名門クラブでも活躍した元プロサッカー選手っていたなあ」
と思いつつも、その件について、10年スルーし続けていた。
今、とってもサックリ言いましたが、10年もの間、実の姉に
「⚫⚫⚫選手となんか関係があるの?」
って、一切聞かずに過ごしていたのだ。
自らの入籍を母に事後報告させる姉も姉なら、実の姉の新しい苗字にも、結婚相手にもまったく興味を示さなかったわたしもわたしだ。その部分に関しては、血を分けた姉妹なんだなと感じずにはいられない。
妙なところに感心している場合じゃなかった。なぜ、10年もの間、⚫⚫⚫選手との親戚関係を疑わなかったかというと、実の姉の新しい苗字の漢字を間違って覚えていたからだ。
またサラッと凄いことを言ってしまったかもしれない。もう一度、言う。実の姉の姓の漢字を、10年間、間違って認識していたのだ。これは、ほんとうにほんとうなのだ。
だから、入籍を母に事後報告させた姉よりも、ずっとずっとわたしの方が、人としてどうかしてるのかもしれない。
10年もの長きに渡り、実の姉の苗字の間違いに気がつかなかった理由は、年賀状のやり取りをしていなかったこと、ケータイやスマホには旧姓のまま登録していたこと、贈り物は持参していたこと、家に遊びに行ったのは、3回だけであったことなどが挙げられる。
まあ、いちばんの理由は、恐ろしいまでの無関心だ。
それが、実の姉の苗字の漢字の誤りに気づいたのは、前職で働いていたとき、同僚との何気ない会話だった。サッカーの話題が出たとき、アレッ?と思ったのだ。
さすがに、実の姉に
「そう言えば、お姉ちゃんの今の苗字って、漢字で書くとなんなの?」
って、今更聞けなかった。
だから、母に聞いた。すぐに⚫⚫⚫選手と同じ漢字の⬛⬛だとわかった(ちなみに、10年経ってようやく長女の苗字の漢字を聞いた次女に関して、驚きも興味も示さなかった母である。やはり、この母にしてこの子ありなんだろうか)。
いや、待てよ。⚫⚫⚫姓って、案外多いのかもしれない。そこで、苗字由来netで、漢字で⬛⬛姓を調べてみた。
思っていたよりずっと少なかった。これは、やっぱり、繋がりがあるのか⁉
姉にメールしてみると
「うん、そうだよ。⬛⬛選手と遠縁。一度も会ったことないし、向こうはこっちのこと知らないはず」
とアッサリさっくり返信がきた。
しかも、
「旧姓が気に入っていたから、入籍するとき『わたしの姓にしてみない?』って提案したら、脚下された」
と、これまたあっさり爽やかに答えてくれた。危うく⬛⬛姓が、一家族三人分消えるところだったのだ。サッカーファンが聞いたらオッタマゲ‼かもしれない。姉はわたし以上に、サッカーのルールなどを知らないのだから、仕方ないのだろうが。
カチ、カチ、カチ! 10年の時を経て、ようやくパズルのピースがハマり始めた。
元プロサッカー選手と遠縁であり、血縁関係もある姉の夫=義理の兄は、だから、通りであんなに運動神経が良いのか! だから、義兄は、別のプロと短距離競争をして勝ったことがあるのか! だから、義兄は体型が良いのか!
そんな義兄が小中高でやっていたスポーツは野球で、姉と義兄の小学生の一人息子=甥っ子がやっているスポーツも野球です。
正直、サッカーではなく、野球をやってることにホッとしています。だって、⬛⬛姓でサッカーをやっていたら、何かにつけて
「⬛⬛選手ならできて普通」
「レギュラーで当たり前。スタンドなんてあり得ない」
「PKはずすわけないでしょ」
とか言われるかもしれません。そんな厳しい言葉、可愛い甥っ子には聞かせたくありません。
元プロサッカー選手の⬛⬛氏の遠縁の⬛⬛さんと結婚して⬛⬛姓となった姉は、元プロサッカー選手の⬛⬛氏と遠縁です。
……ということは、その姉の実の妹であるわたしも、元プロサッカー選手と遠縁になるのでしょうか。さすがに、それは無理があり過ぎるでしょうか。こうやって有名人は、自分の預かり知らぬところで、どんどん知らない親戚が増えていくのでしょうね(笑)。
ワールドカップ予選やワールドカップで、⬛⬛選手の活躍をテレビを通じて観ていました。まさかあのときは、遠縁になるだなんて、夢にも思ってみませんでした。
当時(今もですが)サッカーの詳しいルールはわからなかったので、後日、ナイナイのオールナイトニッポンで矢部浩之や岡村隆史から⬛⬛選手についての解説を聞いて、世界と戦う凄さが実感できたことや、テレビの中のスタジアムの興奮がいまだに思い出されます。
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noteはもちろんのこと、他のSNSでも、サッカーについて書いたことは一度もありませんでした。あまり大きな声で言えませんが、たまに、にわかファンになるレベルなので、ゴニョゴニョゴニョ……。
なのに、なぜか、ひょんなことから、プロサッカー選手の西原拓夢選手と相互フォローになってます。いまだに謎です。奇跡です。noteマジックです。
西原拓夢選手の記事は、サッカーの詳しいルールがわからないわたしにも、読みやすいです。頭の中に試合の様子がスッと入ってきます。それで、大体毎回読んでいます。
その西原拓夢選手が、今、大変なことになってます。
詳しくは、西原拓夢選手の記事を是非ご覧になってほしいのですが、カンボジアで前十字靭帯を断裂しました。
その直後、住んでいたアパート・マンションでコロナ陽性者が出たため、21日間そこから一歩も外に出られなくなりました。
つまり、病院で治療ができなかったのです。
それに追い討ちをかけるように、チームから契約を解除されました。
今ちょうど、どうにかこうにか日本に帰国することができましたが、その渡航代、手続き代、これから半年の治療代などが自腹になります。
それでも、希望が感じられます。応援したくなります。一人でも多くの方が読みに行ってくださることを願います。