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ある人がこんな事を言っていた。

関内駅の前でThe Big Issueと手書きで書いてあるダンボールを持って雑誌を売っている人がいた。

The Big Issueとはホームレス状態の人が路上で売っている雑誌のことで、450円のうち、230円が販売者の収入になる。

https://www.bigissue.jp/

ホームレスというワードも私たち一人一人がこの社会(世の中)をつくりあげているにも関わらず無関係のような言い方がしてそこにも疑問はあるが今回はみんなが理解できるように、その言葉を使わしてもらいたい。

私はこのたまたま駅前に立っていたホームレスの方から人生で大切なことを学んだ。 正直言ってそんなにすぐ心を開いてくれた分けてはないけど、私は真剣に話を聞いた。

「ダメな自分を認めることが一番大変なんだ。」とその人は言った。

ホームレスになる前は仕事を普通にしていたが、うつ病がひどくなり、病院でもらった薬を飲み続けていた。

病院で渡される薬の量がどんどん増えていき、飲めば飲むほど体調が悪くなっていき、最終的には仕事ができなくなった。
仕事を失い、お金を失った。
ずっと自分がダメな人間なんだと言い聞かせてきた。
今はこのようにThe Big Issue の販売を通して毎日ご飯をギリギリ食べていけるようになった。

この販売で気づいたことがある。 「人間は人と関わることで生きていける」

今までお金のためだけに生きてきた。でも一番大切なのはお金を稼ぐことではなく、人と関わりながら生きていくこと。

自分が持っていたもの(お金、人、家、気持ち)を全て失うと人生において何が本当に大切だったのか、生きていくのに何が本当に必要なのかがわかる。

By ホームレスの方
このホームレスの方から学んだことは、2つ。
1、ダメな自分を認めること。みんなが言うように完璧な人は世の中にはいなくて、ダメな自分を認めることができてからこそ改善ができる。
2.お金を稼ぐためだけに仕事をしてもダメ。単純にお金を稼いでも長続きしないから。お金以外で何が自分にとって大切かを考える。