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sequenceMIYASHITAPARK:宿泊記録


金曜日から二泊三日したホテルは渋谷駅からすぐの場所にある

「sequence MIYASHITAPARK」。



昨年8月にオープンしカフェや店舗・公園そして、今回宿泊したホテルが併設されていて、都内観光地へのアクセス良好なためインバウンド需要が高い。旅行をする事が趣味だからホテルサイトを見てリサーチすることが常なのだけれども、部屋の内装のシンプルさがタイプでその上、環境に対しての取り組み(清掃・食)や概念にも共感することが出来て実はずっと泊まってみたかったホテル。

ホテルはお金を支払った分の提供を受けられる。それでもいつもアメニティの量に戸惑っていた。毎回新しいトイレットペーパーに変わることを不思議に感じていた。掃除の頻度にすら違和感だった。そういったことを必要最小限のオプションで提供するホテル。それがこのホテルの1つのコンセプトで勿論、フロントに言えば追加で提供を受けられるけど「実際そんなに使わなくない?」と思い続けていた私にはぴったりのように思える。


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それでも約8ヶ月。ブッキングするかどうか悩んできたのには理由があった。それはとても簡単な話で渋谷が苦手だからだった。大きな音が飛び交い、次々に人とすれ違い、液晶パネルがチカチカしている渋谷は昔から苦手で、頭痛と冷や汗、気持ち悪さが止まらなくなってしまうという経験をしてからは、相当重要な用事がない限りは自ら赴くことはない場所となっていた。

更にはっきり言うと、最先端を追い求めてごちゃごちゃしている雰囲気も、そこに流されまくっている若い人たちが怖くて苦手だ。単純におしゃれを理解できない私の感性不足もあるけれど、とにかく品定めをされるような視線を受けるから居心地が悪い。そんな理由で迷っていたんだけど、今回の目的であるプロ野球試合が開催される東京ドームまでの交通機関も便利だし、ということで心を決めた次第でございます。

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今回は部屋の場所指定が出来ず運任せになったけど、ロケーション的に文句無しの10階の1015号室でした。

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中に入る前って凄く緊張する。大切な夜の空間を支配する場所だからホテルの部屋ってとてつもなく重要。期待と少しの不安を抱え緊張しながら開くとラッキーなことに望んでいた公園側センターに泊まらせてもらえて最高な気分。

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何が用意されていて、足らないものは何かリサーチをしていたため本当に必要なものだけをリュック1つに詰め込んできた。

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あとは着替え。職場から直接向かったから、タンブラーとか小さな傘その他諸々あって鞄は結構パンパン。

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実際に止まってみて、凄く良かった点・少し嫌だった点が見えたので、ここで共有していこうと思います。


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□ 良かった点

① 落ち着いた色味の部屋、余計なものが全く置いていないから部屋が散らかっていくことがないため、一人の時間と大切に向き合うことが出来る。日記をつけるのも良し。本を読むのも良し。動画を見るのも良し(ちなみにBluetoothスピーカーあって便利)。

色々なサイトに「部屋が狭くて圧迫感がある」という文を多く見かけたけど、私はそうは思わなくて。泊まった部屋タイプはQueenで18、3㎡だったけど特段狭さは感じなかった。一人なら満足だろう。この価格でこの自由な時間を手にする事が出来るのであれば大満足だ。シングルは確かに狭いかもしれないから公式サイトやSNSを確認した方がいいかもしれない。


② アメニティが並びまくっていない事。ホテルに泊まると使わないのに大量のアメニティが置かれていることに罪悪感があった。下手に汚したりしたら廃棄されてしまう。使っていないのにもったいないと思っていたし、洗面所に羅列されている感じも見た目的に好きではなかった。

今回洗面所に置いてあったのは「歯磨きセットとコップ2セット」。シャワールームに「シャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュ」以上。シンプルすぎる!でもそれが良いと思った。ほとんどの人がスキンケアとか持って行くと思うし、それを提供するに対しての見返りって何もないと思っていたから、私はこのスタイル凄く賛成。それ以上に公式サイトでこの事を明記しているところからして素敵。

ただ、この点も確認なしで行くとかなり衝撃で困ってしまう人がいるのも事実だと思うから、一概に良いとは大きな声では言い辛いけど、あくまで私は心も罪悪感を感じず適当だと思った。


③ ホテルの方との距離感が楽な関係。チェックインもチェックアウトも基本的にタブレット端末を使い自身でするというシステムで(不明時は教えてもらえる)、だから凄く話しかけられることはないし、時間もかからないサクサク。

凄く我儘だけれども一人旅行において、旅館の時とシティホテルの時との従業員との望む距離感は異なると思っている。旅館の時は近い距離で現地のお勧めを聞きたいけど、シティホテルの時は大体行先は決まっているし、人波で疲れているし放っておいてほしいという、いかにも自分勝手な考えだけど、それを叶えてくれるホテルだなと強く思い、とにかく人疲れをする事がないという点が◎だった。


(これも私特有かもしれない・・・人とのあたたかい交流を図りたい人には不満かもしれない。実際各サイトのレビューで賛否両論あり。)



□ 嫌だった点

① ナイターが終わって22時前くらいに渋谷についたのだけれど、駅からホテルの入り口までの道が本当に嫌だった。

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上の写真。奥が駅の方向でホテルから撮った写真。

青くなっている部分ほぼ全てにおいて、時間営業で飲食店を出て、行き場に困った若者達がとにかく路上で飲んでいる騒いでいたり、酔っ払ってダウンしている人達が沢山いて、雰囲気は最悪。これはホテル側の責任じゃなくて、ミヤシタパーク自体の運営方法が問題なんだと思うけど。ホテルの入り口まで見世物にされている気分で、次の日のは18時には部屋にいて一度も外に出なかった。


ホテル内は快適なのに、一歩外に出ると管轄外のようでかなり残念な点。



② 電車の音がかなり大きかった点。これは駅近ホテルに泊まる前から覚悟しておく事だけれども想像よりも大きく驚いたし、山手・京浜東北はなんせ本数が多い。朝だけでなく夜間は線路上の工事をしていた様で、拡声器を通した人の声が部屋まで届く。静かな場所じゃないと眠れない人は泊まることを考え直したほうが良いのかもしれない。もしくは耳栓持参を強くお勧めする。

私みたいに、一度起きてもまたぐっすり眠れるタイプなら気にしなくても◎


③ 部屋の中で満足できなかった点はたった一つ。それは洗面台。蛇口からの奥行きがかなり狭いところ。(青の幅)

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ちょっと水を強く出してしまうとかなりの確率で飛び跳ねが酷い。凄く気を使って水を調整しないといけない。基本的にシャワーだから被害は少なくて済んだけれど、少なくともここで洗顔は無理だと思う。だからここだけマイナスポイント。


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リサーチをしっかりしておけば、ホテル内はかなり快適・理想的な休日を過ごせる。ただやっぱり問題はホテル外の環境の方が大きいかもしれない。

それを理解した上で泊まるかどうか判断をする事が必要。だってタダじゃないから。せっかく働いたお金で幸せな時間を買うのだから、満足した上で予約をした方がいいに決まってる。今回ホテル内の情報は沢山収集していたけど、外の情報が不足していた事に対して少しの後悔であって、次からの旅行に絶対生かそうと思う。


それでもこの3日間、野球観戦を含めとても幸せな一人時間を過ごせて本当に良かった。私にとって一人旅行は自分のモチベーションやマインドを正常に戻すための大切な時間であり、次の日からの原動力へと直結するものだから。


明日から真面目に働いて辛くても食らいついて。

再び一人旅行を気兼ねなく出来るように、一生懸命に生きていこうと思う。


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とても良い時間でした◎ピース


昨日の試合は残念。次の試合観戦は5月11日、12日のオリックス戦。とても楽しみ



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