また歯科矯正を始めることになった
まず始めに忠告しよう!
生まれつき永久歯の本数が足りなくて、インプラント or 入れ歯 or ブリッジをする必要があるかつ歯並びも悪くて歯科矯正もしたいっていう人は両方の処置ができる、両方を見据えた治療計画の立てれる歯医者さんを選ぶようにしよう!
そうでないと歯科矯正を完了したものの、インプラントを埋めるにはスペースが足りない、健康な歯を削るか再矯正でインプラントを埋めるスペースを作るか理想的ではないが特注サイズのインプラントを埋めるかの三択を迫られることになる。
と言うわけで見事に上記の三択を迫られたのが私である。
歯科矯正の際にそれ専門の医院に行った方がより良い矯正ができるのではないか? と考えたのがそもそもの間違いだったのでした。矯正歯科医は噛み合わせ重視でインプラントを埋めるのに適正なスペースまでは考慮してくれていなかったのだ。
そんな訳で三択を迫られた私が最終的に採ったのは再矯正で、インプラントを埋めるスペースを作った上でインプラントをするなのでした。
ちなみに元々歯がないのは左下の手前の奥歯と右下の手前の奥歯で、大きく口を開けない限りはまず歯抜けだと他人には気づかれない。そしてスペースが足りないと言われたのは右下の手前の奥歯のスペースだったりする。
そして二週間前より矯正開始。
といっても今回はワイヤー矯正ではなく、インビザラインで、インプラントを埋めるスペースを作るのと、ワイヤー矯正をしたら思っていた以上に上の前歯が出っ歯になりそれが気になっている旨を話したところ、それも改善できると言われたので、それも行う形にしてもらっている。
寝ている間に口が開いてしまうレベルというのが結構死活問題で、たまらなく魅力的な提案だったのである。
それと矯正歯科の先生からは矯正後に左側は歯2本分のスペースだからインプラントを3本する必要があると言われていたのだが、実際は左右1本ずつの計2本で良いというのが検査結果だったため、想定していたよりも1本分費用が浮いたので、インビザラインをその浮いた分で充てようと思ったのである。
インビザラインはアライナーというマウスピースを食事以外、1日22時間以上装着している必要がある。
また歯を動かす際のスペースの確保のため、私の場合何カ所か、歯の健康を損なわない程度に何本か前歯数本をスライス――ほんの少し、痛みもない程度に歯を削った。あと、アタッチメントという樹脂の突起みたいなやつを何本かの歯に付けた。
装置を装着している違和感はワイヤー矯正程はない。
しかし、やはり歯を動かすことになるため、じわじわと苛む痛みは最初の3日くらいはあった。そしてワイヤー矯正と同じく、2日目が一番ツラい。
ワイヤー矯正は月に1回、歯医者に行ってワイヤーを調整してもらうのだけれども、インビザラインは1週間に1回、あらかじめ渡されたアライナーを替えていく。(月に1回、フィット具合のチェック等のために歯医者自体には行くのだけれども)
私の場合は右下の手前の奥歯のスペースをインプラントができるぐらいにするというのと、前歯を少し引っ込めるだけなので、全部でアライナーの枚数は10枚である。
毎週アライナーを替える度に痛いのかぁ、というかアライナーを外す時も結構痛いし、外してまた装着する度にチューイーという円筒のゴムを最初の3日間は10分、後は5分嚙んでしっかりとアライナーを嵌め込まなければならないのが怠いし、嚙むとすごく痛いんだけどと思っていたのだが、3枚目を装着し始めた現在、痛みは最初の1、2枚目よりも全然ない。
1枚目、初回が一番痛かったというのが今のところの所感である。1枚目を装着した時は、ワイヤー矯正並に痛いし、ワイヤー矯正は調整が月1回だけれども、インビザラインは毎週アライナーを替えるから、週1でこの痛みが来るの!? ワイヤー矯正よりも痛くないとか嘘だよね!? となっていたのだが、今は確かにワイヤー矯正よりもマシなのかも? と思っている。
でもガチで歯科矯正をするならばやっぱり見た目が悪くてもワイヤー矯正かなと思う。
なぜかと言うと、ワイヤー矯正ならば常に装置を着けていなければならず、また自分で外すこともできないため、常に矯正されている状態を保つことができるからである。
対してインビザラインは食事の度に外すことができる。そして一度外すとアライナーをまた装着するのがどうしても億劫になる。
平日の朝、昼は時間がないため、さっさと食事して歯磨きしてアライナーを着けてチューイを嚙まないと! となるのだが、夜と休日の時みたいに時間に余裕がある時だと、また、締め付けや痛みに耐えないといけないのかぁとなってしまい、着けるのを躊躇してしまいそうになる時がある。
私の場合短期間だけなので、さっさと終わらせるために頑張るぞ! とモチベーションを維持できるのだが、これが長期間になったら、外している時間が徐々に長くなってしまいそうである。
もっともワイヤー矯正は調整後3日ぐらいはサラダでも食べると歯が痛くて食事が苦行化したり、一週間ぐらいは食事の度に歯に痛みを感じる時があったり、あとこれは常にだけれども、食事の度に食べ物が大量に装置の間に挟まり欝になるのだけれども。(その代わり歯磨きせずにはいられなくなるので、歯をきっちり磨く習慣はつく)
インビザラインはその点、食事は基本的にいつでもおいしく頂ける。(新しいアライナーに替えて3日くらいは痛みを感じることもあるが、ワイヤー矯正程ではない)
何はともあれもう二度と歯科矯正は、もっと言うと歯の大きな治療はしたくないので、2022年度中にはインプラントも含めて全てを終わらせたいと思うのでした。(当初は2022年内にと思っていたのですが、インビザラインをすることになってしまい無理そうなので、2022年度という年度目標に変更した)
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