双子育児 | 母乳育児ってままならない。

0歳の双子が便秘をしていまして。
別件のついでに小児科で聞いたら「水分不足です。」とのこと。ひえー！となりました。たくさんのんでくれていると思っていたけど、だいぶ授乳間隔が開いてきたので、いつの間にかトータル量が足りなくなっていたらしい。

4歳長女と0歳男女双子を育てている、koyukiです。
二度の妊娠出産で思うのですが、母乳育児って初期装備のくせに難しくないですか！？

まず、母乳がどのくらい出るかに母の個体差がありすぎる。それを吸う赤ちゃんが吸い上手か下手かも個体差がありすぎる。のんだ量は目に見えないし、足りてるのか足りてないのかはたまたのみすぎなのか分からないし、あとシンプルに授乳辛い…。
産後直後の授乳は本当に針で刺されてるのか！？ってくらい痛いし、猫背になっちゃって背中も痛いし、母体の栄養全部吸い取られて食事は追いつかないし髪は抜けまくるし…。

愚痴しか出ません。

多分、そんなに悩まない方もいらっしゃるのでしょう。私はきっと、そもそも母乳育児に向いていない。
のませながら、「なんで母体から乳をあげるシステムなんだろ…あっ哺乳類だからか…」とかわけのわからないことを思って諦念を抱いているタイプです。

そもそも現在育てているのは双子。
シャバシャバ母乳が量産される体ではないので、がっつりミルクと混合です。ミルクがなければ、わが家の双子がふたりともふくふくまんまるに育つのは難しかったことでしょう。ありがとう、粉ミルク。

でも、じゃあ母乳やめればいいじゃんって言われると、それがすっぱりやめきれないのが母乳育児の一番難しいところです。

難しくて辛くて、体じゅう痛くて、新生児の頃なんてそれが休む間もなくずっと続いて、もう嫌だって泣きそうになりながら、「あげるのやーめた！」ってはならないんですよね。
めちゃくちゃ非効率だなと頭では分かるのに、すっぱりやめる覚悟がちっともできません。

結局、授乳の時間って、苦しみと同時に幸せをくれているんですよね。
向いてないけど。量、足りてないけど。赤ちゃんがちゅくちゅく一生懸命のんでくれているのを見ると、いとしいなあって気持ちが溢れてきます。

そして、一回やめてしまうと母乳育児に戻れないのもまた、母乳育児の難しいところです。休むと母乳が生産されなくなってしまうので、迷うなら続けるしかない。
私は産後2週間くらいで一度入院したのですが、その際もひたすら搾乳をしてどうにか母乳を維持しました。体のことを思ったら、完全ミルクに切り替えて休んでも良かったんですが、せっせと3時間ごとに起きてついつい頑張ってしまいました。

でもその頑張りのおかげで、今日もまだ母乳育児は続いています。

ま、どんなに辛くても、母乳育児ができるのなんて長い人生のほんの一瞬。悩んでいる間に、授乳期間はあっという間に終わりを迎えるでしょう。
だから、もうそろそろ本当にやめようかな、でもまだいっか、いやー飲んでる時の赤ちゃんの口元って本当かわいいな、小さな舌がのぞいてるの最高。なんて自問自答をくり返しながら、もうしばらく頑張ります。