ぼんくら医者の認知症診断

母が認知症になった時の話だ。
MRI検査等を行い、アルツハイマー認知症と診断された。

そして、名称は忘れたが、質問や筆記で行う検査(以下試験と書きます)
をすると言うのだ。 私は瞬時に意味が無いと思い断った。

こう言う試験は初期症状の人が、やる気を持って受けなければ意味がないだろう。母はそもそも何も考える気が無い。

動物の名前を当てさせたりするくないならやる気がなくてもできるが、
記憶力試験などは、やる気の有無で大きく結果が違うだろう。

医療検査の殆どは、本人の意思に関係なく正しい結果が出る。
血液、心電図、X線、どれも本人のやる気など関係ない。
気を失っていても可能な検査だ。

それに対して、頭を使う試験は、本人のやる気が結果に大きく影響する。
だから、やる気のない人への認知症検査(試験)など意味はないのだ。

医者が面接した時に大体の重症度はわかるはずで、試験をやらせる意味があるかの判断もつくのではないか。
判断がつかないのだとしたら、試験結果などろくに見てない証拠だろう。

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