第二子妊娠日記 -えっもう臨月?-
いや、本当にあっという間に臨月になっていた...。第二子の妊娠は早いと聞いてはいたけど、まったくその通りで、気づけば本日38週。
名前もまだ決まってないし、入院準備も終わっていない。ひゃー!
今回の妊娠が分かる直前に、夫の転勤が決まり、つわりとともに家探し&引っ越しという過酷な妊娠初期があり、新しい土地に来てもうすぐ半年が経とうとしている。
前に住んでいた京都はお互いの地元でもあるし、初めての子育てを経験した場所で、児童館や助産院を通じて、近所にも同じマンションにもママ友がたくさん出来た。希望の保育園にも入れて、私は仕事復帰し、子育てが軌道に乗ってきたぞー!って感じだった。地域に根付いている、という感覚があって、何かトラブルがあっても、災害が起きても、地域のみんなで子供を守れる体制がある、という安心感があった。その矢先での引っ越し&妊娠。
娘はすぐに新しい園に慣れてくれたものの、私の仕事は完全在宅になり、近所に友達どころか顔見知りすらできず、京都の友達が恋しくて、なんとなくエンジンがかからないまま、数か月が過ぎた。
安定期に入って体調が良くなるにつれ活動範囲も広がり、土地のことも徐々に分かるようになった。海の近くなので海鮮はもちろん、果物も野菜もお肉も何でも美味しくて、自炊が楽しい。物価も安い。思う存分に食べた安定期だった。
体調も生活も落ち着いたころに家族や友達が関西から遊びに来てくれて、おいしいものを食べに行ったり、一緒に観光したりして、ようやくここでの暮らしが見えてきた気がする。そしたらもう臨月だった...って感じ。
今回は里帰り出産はしないので、予定日直前に母に来てもらう予定だった。でも、36週を超えたあたりから、娘と二人きりでいる時に、「いま破水したら、どうしたらいいんやろ...」という不安が出てきた。夫は仕事でどうしても電話が繋がらない時間というのがあって、そんな時に何かあっても、娘をとりあえず見といてくれる知り合いがゼロなので、私一人で何とかするしかない。こりゃちょっとヤバいな、ってことで、37週を超えたあたりで、母に手伝いに来てもらった。
ああ、母の偉大さよ。母が来てから、育児が、生活が、全てが、めちゃくちゃ楽になった。幼児1人に対して大人が3人いると、なんて楽なんだろう...。心に余裕が生まれて、思いっきり娘と遊んだり、おしゃべりしたり、ゆっくり過ごせる。昔の人たちのように祖父母と一緒に暮らす、もしくは隣同士やご近所で暮らすのが、子育てには一番いいのかもな...と思った。というか、子供を1人育てるのには村全体とまではいかなくても、大人3人ぐらいは必要だ。
さて、本日は38週と1日。赤ちゃんは2500gを超えた。
いまだに抱っこ抱っこの2歳児を世話しながら、よくぞここまでもってくれた、おなかの赤ちゃん!という気持ち。
今日は久しぶりに美容院へ行って髪を切ってもらった。「がっつりすいてください」と言ったら、美容師さんに「産後って髪抜けますよね...」と言われる。そうだった、そうだった。ということで、あまり減らしすぎず、とりあえず傷んでるところだけ切ってもらう。
生まれるまでにやっておきたいこと、あとなんだろう? いっぱいあるけど、体は重いし、すっかり暑くなっちゃって全然やる気が起きない。とりあえずダラダラしながら陣痛が来るまで待つか...。