「シンプル・フェイバー」
仕事のあと、お酒を飲みながら、何も考えずに見れる映画を見たいと現実逃避的に見始めた「シンプル・フェイバー」。これが、とっても面白かった。
シングルマザーのステファニーは、息子経由で仲良くなったミステリアスなママ友 エミリーに、エミリーの息子のお迎えを頼まれる。その後、エミリーは音信不通となり…
主役のアナ・ケンドリックは、出演作を見れば見るほど好きになってしまう俳優だと思う。パッと見、存在感のない普通の女の子って感じなのに、あらゆる映画に溶け込み、どんな役でも演じられる。いつの間にか、彼女を目で追ってしまっている。こういうのを魅力って言うんだろうなあ。
美人でミステリアスなママ友を演じるのは、ブレイク・ライヴリー。「ゴシップガール」のセリーナです。アナ・ケンドリックとは違い、ブレイク・ライヴリーは何もしなくても存在感と美人オーラがあふれまくりの人なので、こういう人を惑わす美女役がピッタリ。
元ベストセラー作家だけどスランプに陥っているエミリーの夫を演じるのは、ヘンリー・ゴールディング。主要キャストをアジア系で占めて大ヒットした「クレイジー・リッチ!」で主役の相手役の完璧男子で人気になった俳優です。本作が2作目らしい。本作でも育ちのよいリッチボーイ感がにじみ出ていた。
まあとにかく、アナ・ケンドリックがよかったです。決して好きなタイプの顔じゃないのに、目を離せなくなる感じ。この人、実はめっちゃモテるんじゃないだろうか。ストーリーも最後まで面白くて満足度の高い2時間だった。寝る前のワイン1杯と相性のいい映画でした。おやすみなさい。
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