「This Is Us」
夏休み最終日の昨日は、「This is Us」シーズン2を見て過ごした。
36歳になる三つ子のきょうだいと、彼らの両親の5人を、時代を前後しながら描くヒューマンドラマで、ここ数年でトップクラスの傑作だと思う。
36歳になったきょうだいの人生が、同世代だったころの両親と並行して描かれ、時間を行ったり来たりしながら物語が進む作りは、とても斬新。そして必ずといっていいほど毎回、泣けてしまう。
主役3人の父親ジャックは、彼らが17歳のときに亡くなっているけど、その死の秘密がなかなか明かされなくて、シーズン2で徐々にその真相に近づくにつれ、エピソード内容もよりヘビーになっていく。
あまりにも心にドスンとくるので、見るのを中断していたけど1年ぶりぐらいに見始めた。やっぱり傑作でした。とても切ないんだけど、いつもちゃんと希望がある。
今まだシーズン2の途中だけど、もう、ケヴィンを見ているのがとてもつらい。レベッカには優しすぎる夫 ミゲルが、ランダルにはできすぎる妻 ベスが、ケイトにはいい人すぎる婚約者 トビーがいるから、何があっても大丈夫だけど。
ちなみにケヴィン役のジャスティン・ハートリーは去年、私生活で女優のクリシェル・スタウスと電撃離婚している。クリシェルが出演しているリアリティ番組「セリング・サンセット」のシーズン3でそのときのクリシェルの衝撃が赤裸々に映されていたのを最近見たばかり。離婚の原因なんて本人同士にしか分からないだろうけど、「This is Us」の撮影で忙しかったのかなあ、でもこんなにすばらしい番組だから私生活よりも優先してしまう気持ち分かるかも…と下世話に推測してしまった。
オープニングのメロディだけで条件反射的にうるっときちゃう。これからもちょっとずつ、見よう。夏休み最終日にふさわしい作品だった。
そして、「セリング・サンセット」もめちゃ面白い。