Law PracticeⅡ民法(5版)16問【発展】

【毎回の前書き】
全問共通のため、略。
あくまで自分自身の自習、復習用。 
ただし、応援していただけると、モチベーションは飛躍的に高まります。

【本問について】
難易度 標準〜やや難
重要度 A

703条以下と189条以下の適用関係、領域を正確に理解する(189の使い所を理解していない人が意外と多い印象)。

他人物賃貸借は、R6司法試験で絡みがあった他、
民法論文解説講義のはじめに頻繁に使われるH23予備でも出題されている。各種答練でも頻出。

設問(1)の要件事実(をかたちにすること)は非常に悩ましく、大江全巻、岡口1.2ともに明瞭な記述がないため、裏どりに困り果てたが、民法講義Ⅳ-1(山本敬三)にはきっちり書いてあった!

『部分的取引の安全』は藤原物権法で複数回利用されている概念なので論述に使用した。

他人物賃貸借が、社会通念上履行不能となる時期は、学説で争いがある(中田契約法参照)。




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